オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

アウトプットにはこだわらず、将来のために続けるおうち英語(さおりさん体験談)

皆さんこんにちは!

「おうち英語の会」会員、ブログ担当のスプです。

 

今回は「おうち英語の会」会員、さおりさんから体験談をお寄せいただきました。

早速、さおりさんのおうち英語体験談をご紹介します♪

さおりさんのおうち英語体験談

英語育児を始めようと思ったきっかけと現在のルーティン

こんにちは。現在、6歳6ヶ月の長男と、3歳1ヶ月の長女を育てている、さおりと申します。

おうち英語は息子が1歳頃からなんとなく始めました。
もともと私は英語が好きで、大学でも英語を専攻し、現在は英語の教材を作る仕事をしています。
ですが、いまだに英語の難しさに四苦八苦・・・。
そのため、子供には早いうちから英語に触れさせ、自然に英語を習得してもらえたら、と思っていました。
ただ始めてみると、なかなかこれが難しく・・・。

紆余曲折ありつつ、1年半ほど前にこのおうち英語の会にたどりつき、現在はパルキッズ掛け流しメインのおうち英語を行っています。

現在のルーティーンは、パルキッズ「プリスクーラー」の掛け流しを1日1時間半、パルキッズ「I Can Read!」の掛け流しを1日30分(できないときもあります)、寝る前に「I Can Read!」のレッスンをして、その後寝付くまでラボ・パーティの音源(『ぐりとぐら』など絵本や童話の内容が、日本語と英語で交互に読まれます)を聞きながら寝る、という感じです。

保育園登園前の30分と夕食後の30分はテレビを見るので、子ども達が希望すれば英語アニメ(『Peppa Pig』など)を見ることもありますが、今はほとんど日本語番組(『おしりたんてい』『ダーウィンが来た!』など)をリクエストされますね・・・。

 

これまでの具体的な取り組み

  • 長男(1歳頃~年少ぐらいまで)、長女(1歳)

長男が1歳頃から、英語絵本の読み聞かせをしていました。
英語教材なども調べましたが、私が仕事をしていることもあって教材を使いこなす自信がなかったので断念しました。

英語絵本は、子供が興味のある内容の絵本をその都度中古で購入し、結局は100冊以上になったかもしれません。

ORTは長男がハマってstage4ぐらいまでは全て読み聞かせしたのですが、お話の内容を知りたいだけなので、一度読んだら次は読みたがりませんでした。

DWEも「Sing Along!」などのCDとブックを中古で購入。
音源は一時期良く聞いていて、寝るときにブックを見て私が歌ったりもしていたのですが、本人はあまり歌ったりはしませんでした。

テレビアニメも基本的には英語で見せていて、「Peppa Pig」、「パウ・パトロール」、「Go! Diego Go!」、「The Octonauts」などは長男が大好きでよく見ていました。

 

ですが、長男3歳頃から自我が芽生え、英語絵本やアニメよりも、日本語に興味を持つようになりました
英語で時々話しかけたりもしていましたが、発話もあまりなし。
これからどうしようかと思っていたときに、この「おうち英語の会」に出会い、パルキッズメインのおうち英語に転換しました。

ただやっぱり「子供が英語を話しているのを見たい・・・!」という私のエゴで、唯一長男が「やってもいい」と言ったラボ・パーティという英語教室(英語と日本語で名作文学に親しみ、その劇を演じる教室)に入り、週に1回だけ英語活動らしきものをやることになりました。

 

  • 長男(年中) 長女(2歳)

パルキッズをやりつつ、長男だけラボ・パーティの習い事を続けていたのですが、12月に発表会の舞台上で震えて泣き出し、以降ラボを拒否。
そのままやめることになりました。
大勢の知らない人前で劇を演じるというのが、シャイな長男には苦痛だったようです。

その後3月頃に、今度は保育園登園拒否になりました。
もう英語どころではなく、新しい保育園を探して転園するので精一杯だったのですが、細々とパルキッズは続けていました。

 

  • 長男(年長) 長女(3歳)

長男は4月に無認可保育園に無事転園。
すごくよい保育園に恵まれ、11月現在まで楽しく通っています。
英語は前述したように、パルキッズの掛け流しがメインです。
英語絵本読み聞かせは、もうほとんど出来ていないですね・・・。

 

当時の悩みと「おうち英語の会」に入っての感想

長男に自我が芽生え出し、英語にあまり興味を持たなくなった3歳頃、これからどうおうち英語を続ければよいのか悩んでいました。

その頃こちらの会に出会い、ちえみさんの

何も考えないで、英語の音を聞かせていれば自然と音は溜まっていく。その子が必要になればその音が出てくる

子供が英語を話すのを聞きたいというのは親のエゴ

という言葉に、本当に心が軽くなりました。
長男はあまりアウトプットがなく、内容を理解しているのかもわからなかったのですが、とにかく英語を嫌いにならないように、そして英語を聞かせることをやめないでいれば大丈夫!と先が見えた気がしました。

会に入ってすぐにおうち英語をパルキッズメインにしたのですが、何が一番ラクかって、考えなくていいのがとにかくラクです!

発話がなくても、レッスンをやらなくても、「とりあえず音を聞いてるからいいや」と思えるのは、想像以上に私の気持ちがラクです!
音源をかけるだけなのは本当に心理的負担が少ないです。

長男用として「I Can Read!」のレッスンを契約してはいますが、本人は飽きていてほぼやらず、横で音を聞いているのみ。
代わりに3歳の長女がタッチして答えています(笑い)。

でもときどき気が向いたときにやってみると、「なんとなくわかる」と言って単語選択が出来ていたりもするので、少しは頭に入っているのかな?とは思っています。

 

アウトプットもほとんどありません。
たまたま6月に私の休みが取れたので、私と長男だけで9日間のマレーシア旅行をしたのですが、そこでも彼が話した英語は「Thank you」のみ。

以前の私だったら、
「こんなに英語に時間を投資しているのに・・・」
と思って暗くなったと思いますが、この会の考え方に出会ってからは
「ま、今は話したくないだけかな。英語の環境で楽しく過ごせただけでいい経験だった!」
前向きに考えられるようになりました

ま、日本でもシャイな男子が、海外に行って英語を話すわけないですよね。

ついこの間、電車の中で「アイドル」の英語版を歌っていた同い年ぐらいの女の子と話す機会があり、彼女に触発されて「英語の歌詞も覚えて歌いたい」と言い出したりもしているので、英語をやりたいと思えばやるんだろうなと思います。

 

これからのおうち英語+将来的にお子さん達に期待すること

あと2ヶ月でパルキッズの「プリスクーラー」と「I Can Read!」が終わってしまうのですが、次の掛け流し用として「キンダー」の音源は中古で購入済みなので、その掛け流しだけは続けようと思っています。
それに何をプラスするか(しないか)、という感じです。

 

将来的に、子ども達には自分が望む道を選び取ってほしいと思っています。

今年、長男の登園拒否があったこともあって、日本の教育(私立校、インター校、オルタナティブ校、通信校など)や海外の教育(マレーシア等の海外インター校)についても調べ、今後子ども達が日本の教育になじめなければ海外に出るという選択肢も考え始めました。

そのためにも、細々とではありますが、おうち英語を続けていきたいと思っています。
また、親子で海外に行くなどして、海外とのふれあいももっと増やしていくつもりです。

仕事が忙しく、なかなかおうち英語の座談会や講演会に参加できないのですが、余裕があるときにはslackをのぞいて、皆さんのコメントに勇気づけられています。

できる限り長く、会を続けたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。


以上、さおりさんのおうち英語体験談でした。

いかがでしたか?

さおりさんは「親のエゴ」で英語の習い事をさせたりした時もあった…と書かれていましたが、その後はアウトプットの有無にこだわらなくなり、お子さんの個性だと前向きに捉えておうち英語に取り組んでおられる様子が伝わってきました。

「アウトプットを気にしない」と言うのは簡単ですが、この境地に至るまでが難しいですよね。
子どもがさほど興味を示さず成果も出ていないように思えることに対して、数年単位でまじめに取り組むというのはなかなかの苦行ですし、そこで親がおうち英語から脱落してしまうのだと思います。

さおりさんは紆余曲折があっても英語そのものは諦めず、現在は耳に音が届けばそれでいいとパルキッズを軸にした取り組みを続けておられるのは、本当に素晴らしいことだと思います!
肩の力を抜いて淡々と取り組めばいいというちえみさんの考え方と、インプットだけでいいというパルキッズ。この2つの組み合わせに救われておうち英語を続けている方が、この会には本当に沢山いらっしゃるのだと改めて感じました。

ちなみに英語の習い事として出てきたラボ・パーティーですが、他の会員さんで10年以上続けられていて、親子ともに仲間が出来て本当に良かったという方もいらっしゃいました。
この教材がいい、この取り組み方はダメだ、ということではなく、それぞれのお子さんの個性に合った取り組みスタイルがあるんですね。

今後は親子で海外との触れ合いを増やしたいとのことだったので、またその様子などをぜひお聞かせいただけると嬉しいです♪

さおりさん、体験談を聞かせていただきありがとうございました。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました♡

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