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中2次女の英検準1級受験記

次女が、英検準1級に合格しました

1次試験が終わった時点では、私も本人も「今回もダメだったな」と思っていたところ、まさかの合格で(!)、1次の点数はギリギリだったのですが、合格は合格(笑)

中1の1月に初めて受けて不合格、続く2回目の挑戦で合格を勝ち取った(?)次女の、準1級合格までの顛末をまとめます。
(勝ち取ったと言うよりは、棚から落ちてきた牡丹餅のような合格でした)

次女のバックグラウンド

今さら耳タコな方も多いと思いますが、うちの2人の娘達は、おうち英語で育った後に、アメリカで3年過ごした帰国子女で、自他共に(たぶん)認めるバイリンガルです。

姉の長女の方は、中1の夏に帰国してしばらくすると、友達が受けている「エイケン」というものを自分も「受けたい」と言い出したので、中2の6月に英検準1級を受検させ、まったくのノー勉であっさり合格しました。

ノー勉で合格できたのは、帰国後間もなかったこともあるのですが、長女は、アメリカで7年生まで終えて帰国したので、向こうの中学を2年間やっており、かなり高度な内容の学習も英語でやっていたのが大きかったです。

一方、帰国した時、次女は小4(の夏休み)でした。

アメリカで3年生が終了したところで帰国したので、向こうの学校で使っていた英語もそんなに高度なレベルではなく、その時点では日本語よりも英語の方が得意でしたが、英語自体は子供英語の域を抜けていませんでした。

帰国後は、日本語が遅れていたことと、忙しくさせるのがイヤだったことから、英語保持の取り組みは特にせず、週1回のSkypeレッスンと、あとはお楽しみとして見る映画やテレビ番組、そして洋書をたまに読むぐらいで、会話力はどんどん落ちていきました。

次女が英検を受けるまで

私は、コチラの記事に書いたように、英検合格を焦ると「書く取り組み」にフォーカスが行ってしまうので、音からの英語回路ができていないうちに英検対策を頑張ると、英語が「第二の母国語」ではなく「外国語」になってしまうと思っています。

また、コチラの記事にも書いたように、自分が英検1級に合格した経験からも「おうち英語に英検は不要」だと思っているので、本人が「受けたい」と言い出すまで、子供に英検を受けさせるつもりはありませんでした。

しかし、日本の学校で英検のステータスは高く、

「〇〇ちゃん、英検何級持ってるの?」

と聞かれた時に、

「英検、持ってない(受けたことないから)」

となると、いくら英語がしゃべれて、洋書が読めても

「あっそうなんだ、ふーん、・・・」

となってしまうようで、子供達自身が、だんだん「英検受けたい」と言い出すようになりました。

それでも、受検料も高いし、連れていく手間もかかるし(→ あくまで英語教育にお金や手間をなるべくかけたくない 笑)、長女は中学生だったのですぐに受けさせましたが、次女については、小学生のうちは

「まだいいじゃん、中学に入ってからで」

となだめていました。

ところが、(コチラの記事にも書いたように)次女は中学に入ると、公立中学の授業で英語の先生と合わずにいろいろめんどくさいことが出てきました。

そこで、

「英検でも取れば、うちの子の英語にごちゃごちゃ言われることもなくなるだろう」

ということで、重い腰を上げて、受検させることになりました。

その時点で、次女の英語力では準1級はちょっと厳しいと思っていました。(その頃、過去問を解かせてみた結果は、コチラ

語彙も足りないし、英語日本語に関わらず、少し難しい内容を理解できる知的能力が…。

合格するには対策(=そのための勉強)が必要でしたが、英語を「勉強する」なんて、なかなか気が乗らない次女。

結局、大した準備もできずに(→ どのぐらいいい加減な準備だったかは、コチラの記事に詳しいです)、初めて受検した今年の1月は見事玉砕しました。
(その時の顛末は、コチラ

こんなに勉強しないんじゃ、何回受けても一緒だと思ったのですが、また受けたいと言うので、6月も受検させることにしました。

あぁ、受検料が~

受検の申し込みをして、今度こそ少しはコツコツとやるかと思ったものの、そもそも英語の勉強なんかやりたくもない上に、やっぱり、普段は主に部活で忙しく、結局、英検対策を始めたのは、試験の1週間前ぐらい。

対策と言っても、「DUO 3.0」の例文を1日10個音読するだけで、最後まで終わろうはずもなく。

前回、少しはやったエッセイ(作文)の練習なんか、今回は一度もしないまま、受検当日を迎えることになりました。

(ちなみに、我が家は合格後に、パルキッズの「英検オンラインレッスン準1級」をやりました。笑 →「パルキッズの英検オンラインレッスン準1級、始めました(中2次女)」)

という訳で、今回もダメだろう、と思いながら臨んだ、2回目の1次試験でした。(つづく

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