オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

バイリンガルの育て方・最終回(その18)英語という贈り物

私の独断と偏見による「バイリンガルの育て方」 こんなに長くかかるとは思いませんでしたが、やっと最後まで辿り着きました(笑) (前回は、コチラ(その17)/第1回から読みたい方は、コチラ(その1)

前回の最後に、こう書きました。

ですから、例えば英検対策などでいきなりプリントに入ったりするのではなく(別に英検が悪い訳ではないのですが)、じっくりと「本物のバイリンガル」を育てていただきたい、と思います。

こう書くと、何か難しいことのようにも聞こえますが、このシリーズの「番外編」にも書いたように、「バイリンガルを育てる」ことは、習い事でも勉強でもなく、生来人間が持っている本能的な能力を、母国語である日本語だけでなく英語でも発現させるだけのことなので、そんなに難しいことではありません。

むしろ、子供が本能で習得する訳ですから、読み書き中心で英語を教えるより、よっぽど簡単ですし、わざわざどこかの教室で習う必要のあることでもありません。

ただ、無意識の領域に落とし込んで、大きな氷山を築くためには、時間がかかります。 「バイリンガル育児は、お金や手間ではなく時間をかける」 「おうち英語で育つバイリンガルって?」

そして、目に見える成果が現れにくい時期があるので、親の「自我」が待ちきれなく感じてしまうことがあります。「おうち英語って難しい?(簡単なこと、難しいこと)」

ですが、子供に英語を身につけさせるのは、決して子供時代に英語をしゃべっている姿を見るためでもなく、小学校時代に英検の上の級を取らせるためでもないはずです。

何度かこのブログでも書いていますが、たかが英語ができないだけで、優秀な日本の子供達を日本語の世界だけに閉じ込めてしまいたくない、と思います。

もちろん、英語がしゃべれたり、英検に合格すること自体は、素晴らしい成果です。

どんなやり方でも、おうち英語で英語が得意になれば、それはそれで良いのかもしれません。

でも、成果を求めるあまり、せっかくのおうち英語が子供にとってのストレスになってしまっては悲しいし、本来、本能でラクラク英語を習得できるのに、もったいないな、と思います。

おうち英語は、肩の力を抜いて取り組めば、子育てに彩りを与えてくれますし、最終的には、子供に大きな可能性を与えてあげることができます。

子供が幼い頃 Play Along! で遊んだこと。 英語の絵本を暗唱する「発表会」を親子で楽しんだこと。 そして、アメリカに行くことになった時にも英語で苦労させることなくアメリカ生活を目いっぱい楽しめたこと。

子供の巣立ちが見えてきた今、そうした思い出を持てたことは本当に幸せなことだったと感じています。

また、英語育児を通じて知り合った方々とは、今でもインターネットを通じて交流があり、子育ての喜びや悩みを共有し合っています。

そして、英語ができることで、子供達も大きな恩恵を受け、将来への可能性が広がったと思っています。

おうち英語で子供をバイリンガルに育てることは、決して難しいことではありません。

縁あってこのブログに辿り着き、私の勝手な独断と偏見で綴った「バイリンガルの育て方」をここまで読んでくださった方には、お子さんに「英語というストレス」ではなく「英語という贈り物」を与え、ご自分もそこから得られる喜びを受け取っていただきたい、と心から願っています。

思ったより長くかかった「バイリンガルの育て方」ですが、今回で終了です。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

☆ ――――――――――――――― ☆ ――――――――――――――― ☆

「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。


子供が無意識のうちに自然に英語をマスターし、バイリンガルに育つ「おうち英語」のやり方をお伝えする、10日間のメール講座です。