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断捨離しながら英語の勉強:お母さんの大人英語に

(今回の記事は、子供の英語とは全く関係ない記事です)

年明けから、ずーっと自宅に引きこもって仕事をしています。

「在宅で仕事してる」と言えば聞こえはいいですが、家庭と仕事場が一緒なので、仕事をしていても家事が気になり、家事をしていれば仕事が気になって気もそぞろ、超人的な自己管理能力がないと「両立」なんて美しいことは難しく、気分的に「どちらも中途半端」な気がしてストレスが溜まります。

そろそろいい加減、外の仕事に出たーーーい!!!

と、いきなり愚痴から始まり、失礼いたしました(笑)

そんな、最近ずっと家に缶詰の私ですが、ささやかな楽しみがあります。

それは、家事をしながら、あるネットの動画を見ること。

「中学生の聞き流し(?)の効果」にも書きましたが、現在、我が家は、期間限定で Netflix に加入中です。

うちの子供達は、昔から「フルハウス(Full House)」 が大好きで、アメリカに行く前からよく見ていました。

「フルハウス」は30年も前のドラマなので、アメリカの子供はもう知らないだろうと思ってアメリカに行ったら、当時小1の次女の同級生もほとんど皆、知っていて、アメリカではもう「ちびまる子ちゃん」か「サザエさん」か、というぐらい国民的な番組なのかもしれません。

その「フルハウス」のスピンオフの「Fuller House(フラーハウス)」(Netflix オリジナル)が出ると決まった時は、大騒ぎ。

今でも、新シーズンが出たら、期間限定で Netflix に加入して見ています。

Netflix 加入中は、私や夫も Netflix のアメリカドラマをチェック。

そして、今回見つけたのが、この「KonMari(人生がときめく片づけの魔法)」です。

この番組はドラマではなく、日本でもお片付けで有名な「こんまり」こと近藤麻理恵さん(いつの間にかアメリカに移住されていたんですね)が、アメリカ人家庭の断捨離を手伝う一種のリアリティ番組(Reality Show)なのですが、これを見ていると、アメリカに住んでいた時のことを懐かしく思い出します。

私達が住んでいたテキサス西部の都市は、メキシコとの国境の街だったこともあり、いわゆる白人ではなくヒスパニック系の住民がマジョリティで、公用語も英語とスペイン語でしたし、スペイン語とのバイリンガルは「当たり前」でした。
(このことも、日本でバイリンガル育児がもっと広がった方が良い、と思うきっかけになりました)

また、テキサスはアラスカに次ぐ第二の広さを誇る州で、「テキサスの物は何でも普通より大きい(Everything is bigger in Texas.)」と言われるように、家もビッグなら車もビッグ、道も広々としていました。

当然、ガレージも大きく、(私達が住んでいた家もそうでしたが)普通の家にはそんな大型車を余裕で2台は停められるスペースがあるにも関わらず、子供がいる家庭では、そのガレージが物置になってしまっていて、2台も3台も所有している車は1台も入らず、家の前に「路上駐車するのが当たり前」の家もたくさんありました(笑)

ですから、この番組に、ガレージいっぱいにガラクタ(失礼)が積み上げてある家が出てくると、近所の家がそんな感じだったのを思い出します。

室内を見るとこれまた、ビリヤード台のあるプレイルームが「ああ、○○さんのお宅にもあったなぁ」とか、内装の感じが「Ms. ○○のお宅にそっくり」と懐かしくなります。

アメリカでは家に人を招くのが盛んなので、我が家でもよくホームパーティをやりましたが、私達もいろんなお宅にお邪魔したものでした。

また、子供達の学校も、夫の職場も、私の大学院も、世界中から集まった人たちがいて、それぞれが、いろんな価値観、いろんなライフスタイルで暮らしていました。

この番組の登場人物の人種やバックグラウンドも、もちろん様々で、高齢の日系と思しき方々はもとより、インド系らしき家族が出てくると、ヨガを習っていたインド系の先生を思い出したり、アフリカからお父さんの仕事で来ていた次女のクラスメイトの家族や、ポーランドから移住してきた生命倫理の教授、ベトナムから単身やってきて成功して家族を呼び寄せた次女の友達のお父さんのことなど、多様性(Diversity)に富んでいた周りの人々のことも次々と思い出します。

この番組にも、いろんなバックグラウンドや価値観を持ったいろんな世代の人が登場するのですが、そんな多様な人達が、コンマリ・メソッドで片付けをするうちに、皆それぞれの人生の新たなステージに入っていくのを見るのは結構感動的で、涙もろい私は、1話につき3回ぐらい泣きながら見ています(笑)

そして、アメリカでいつも感じた「いろんなバックグラウンド、いろんな価値観、いろんなライフスタイルがあっても、人間って皆、同じだな」という気持ちを、また再確認するのです。

縁あって、世界中から一つの場所に集まり、ある一時を共有することになった人達と、英語という共通語で交流できたのは、本当に幸せなことだったな、と思います。

さて、この番組はまた、子供を持つお母さんの英語の勉強にもピッタリで、「初対面での挨拶」「お客様を家に招き入れる」「お客様を送り出す」「二度目の訪問を迎え入れる」「くつろいでもらう」「家のことを質問する」「家の中を案内する」「家族のことを説明する」と、英語での社交表現の宝庫です。

それに、見ているうちに「断捨離(decluttering)」についての理解も深まり、私も春に向けて、家を大掃除したくなってきました(笑)

おうち英語をやって、自分も英語をブラッシュアップしたいお母さん、(Netflix 限定ですが)興味があったら、一度見てみられてはいかがでしょうか?

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