自我は悪者?

おうち英語で、日本語を覚えるのと同じように英語も覚えさせるやり方を書いています。初めての方は、コチラからお読みください。

昨日は、自我の発達段階に応じて、おうち英語では注意や工夫が必要になってくる、という話をしました。

じゃあ、子供をバイリンガルに育てる時に、自我はまったくの邪魔者なのでしょうか?

そんなことはもちろんありません。

「無意識で習得」した英語を「自我」で出せるようになって初めて、「英語ができる子」に育ったと言えるからです。

つまり、自我は、アウトプットや最終的な言語の運用には必要不可欠なものです。

また、特に中学生以上のお子さんの場合には、「自我」を自分で上手に使うことによって、英語学習(に限らず、努力が必要なこと全般)を続けることができます。

ちなみに、以前も書きましたが、「無意識」に対する「自我」とは、「右脳」と「左脳」、あるいは「潜在意識」と「顕在意識」という風に捉えていただいてもいいと思います。

つまり、言語の習得には「無意識(右脳、潜在意識)」が必要で、言語の運用には「自我(左脳、顕在意識)」が必要、ということです。

そもそも「自分の思いを伝えたい」という「自我」がなければ、私達は言葉を使う必要がありません。

自我とは「自分を他者とは違う存在」だと認識するところから出発する概念ですが、自我がまだほとんどない赤ちゃんは、自我以前の原始的な欲求を満たすために、泣いたり笑ったり、言葉以前のコミュニケーションをする(ベイビーキュー)だけで十分です。

ところが、だんだん自我が育って来るにしたがって、言葉で自分の思いを伝えるようになってきます。

日本語の場合でも、2歳ぐらいから二語文をしゃべり始めるお子さんが出てきますし、赤ちゃん時代から英語育児をしていると、英語が先に出てくるお子さんもいらっしゃいます。

日本語、英語、いずれにしろ、言葉が出てくるのは、自我が出てきたからとも言えます。

そして、その自我がどんどん育ってくると、「ここは日本語を話す場所」「ここは英語を話してもいい場所」という区別がついたり、「英語が好き(嫌い)」という感情が出てきたりします。

そうなってきたら、少しずつ「おうち英語」でも「無意識で習得」の取り組みと「自我で勉強(運用)」の取り組みの間で、ちょうどいいバランスを取って行く必要が出てきます。

ここで気をつけないといけないのは、「英語拒否」のお子さんの場合は、もちろんそれで英語をやめてしまわないことなのですが、「英語が好き!」なお子さんの場合も、「自我で勉強」の方が楽しくなっているので、そちらに比重がいってしまう危険性があることです。

好き嫌いという「自我」の部分にあまり囚われず、「無意識で習得」の取り組みも、お母さん(お父さん)はこれまでと変わらず淡々と続けていく必要があります。

ですが、いくら「無意識で習得」(インプット)した英語も、最終的には話したり書いたり(アウトプット)できるようにならないと意味がありません。

それには「自我」が必要なのです。

まとめると

まずは「無意識で習得」(インプット)が重要。

その後(または同時並行で)「自我」でアウトプット が必要になってくる。(ただし、幼児のうちは、アウトプットは必須ではない)

そして、

小学校高学年以上(特に中学生以上)は、モチベーションアップや維持のために「自我」を上手に使うとよい。

ということになります。(まだまだ続きます。続きはコチラ

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