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バイリンガル育児と英検(その3 語彙の増強)

昨日は「英検は英語ができない人が受けるテスト」などと大口を叩きましたが(笑)、バイリンガルに育ったとこれまた大口を叩いている我が家の娘達も、まだ1級制覇までは行っていません。

長女は、アメリカから帰国してすぐ、準1級を取りましたが、次女は今の状態なら準1級も合格は危うい状態です。

次女はアメリカの3年生が終わったところで帰国しており、その後、大した英語保持の取り組みもしていないので、語彙その他が子供英語の域を抜けておらず、2級の過去問はほとんど正解できたのですが、準1級は「知らない単語がいっぱいあった」ということで、正答率が半分程度でした。 (過去記事:「中1次女、英検準1級の過去問に挑戦」

中学に入学して同級生が「英検何級取った」という話をするようになり、自分も受けたがっていて、今のままで受けるなら絶対合格できる2級かな、というところなのですが、私の本音としては、少し語彙増強の取り組みをして準1級を受けさせたいという気持ちもあります。

でも、部活が忙しくて、英語の勉強どころではありません。 英検そのものも、部活と重なって、なかなか受検できずにいます。

長女は長女で「高校のうちに英検1級を取りたい」と言っています。 しかし長女も、語彙の壁に阻まれ、まだ1級の合格圏内にはいません。

長女も次女も、語彙さえ増やせば、1級も準1級も合格できると私は思っています。

おうち英語でバイリンガルに育っても、語学力は結局、最後は語彙の問題になってきます。

日本語でもそうですが(と言うより、日本語こそ本当はそうなのですが)、語彙の増強は、ネイティブ言語でも「自然に習得」はできません。

アメリカ人でもイギリス人でも、学年が上がるにつれて「自我」で勉強して語彙を増やしていく必要があります。

日本にも日本語の語彙増強用の本があるように、英語にもそういう本があるので、私は、自分が英検1級の勉強をした時にはそういう本を使いました。(↓)

(画像は新しいバージョンですが、私が使ったのは古いバージョンです)

1100 Words You Need to Know

まだ捨てずに取ってあったので、長女に「英検1級取りたいんだったら、これやったら?」と渡してあるのですが、彼女も部活が忙しいので、そんな本を開く暇はありません。

そして、次女には、こんな本を使う以前に、もう少しいろんな英文を読むことで自然に語彙を増やしていく必要があると思っています。

次女は今、週2回、Skypeのオンライン英会話で読んでいるニュースが、語彙増強にちょうどいいかなと思って、特にそれ以外のことはやらせていないのですが、本当は、毎日少しずつ読めて、1日1つでも新しい単語に触れるような教材があればいいのに、と思っています。 (この期に及んで教材頼みなのが、手抜きの極みなのですが)

我が家のおうち英語は、ほとんど終わりに近づいており、もう次女も中学生ですから、あまり口出しはしたくないのですが、本人が負担なく取り組めて、自然に語彙を増やしていけるようなものを探してあげたい、そして英検1級に合格するあたりまでは、なるべく自然に英語力を高めてあげたいです。

昨日も書いた通り、そんな風にして、さほど頑張らずに1級に合格し、「英検を超越したバイリンガル」まで導くのが、私のおうち英語のゴールかな、と思っています。

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