「おうち英語の会」では、最近、ワールドワイドキッズを使ってらっしゃる方が増えてきました。(WWK?、WKE?、略し方が2つあるのでしょうか? とりあえず、ここでは以下WWKと略します)
私が英語育児を始めた時は、この WWK というのはまだなくて、ディズニーの英語システム(以下 DWE)が子供英語の入り口(または、公文で英語を始める)という方が多かった気がします。
が、最近は、「おうち英語の会」に入会される方も「WWKでおうち英語を始めました」という方がたくさんいらっしゃいます。
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私自身は、この教材を直接見たことはないのですが、さすが、しまじろうの「こどもちゃれんじ」の会社だけあって、知名度も抜群だし、親の心も子供の心もぐっとつかむ素晴らしい教材のようです。
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私の勝手な感想ですが、児童英語の3大教材(?)の(現時点での)印象は、
◆ 本気のご家庭は → ディズニーの英語システム
◆ とにかく安心の → ワールドワイドキッズ
◆ 知る人ぞ知る → パルキッズ
というところでしょうか。
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我が家は、最初からメラメラ本気の家庭でしたので(その割にはケチくさく中古でしたが 笑)、DWE から英語育児を開始しました。
DWEの思い出や、Play Along! (DWE) の思い出にも書いたように、最初に使ったDWE は素晴らしい教材で、子供達も大好きでしたし、本当にお世話になりましたが、何せ高額で、本当に使いこなそうと思えば、親の手もかかり過ぎました。
私は手をかけてあげられなかったのですが、DWE を本当に使いこなして効果を上げるには、やはり正規会員になって、しっかりとサービスを利用するのが良いと思います。
そして、経済的に可能で、お子さんと一緒に英語を楽しみたいご家庭でしたら、最高の教材ではないかと思います。
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しかし、お金も手間もかけられなかった我が家は、すぐにパルキッズに流れ着き、今で言うプリスクーラー、キンダー、ジュニア、英語暗唱絵本、と児童英語研究所のフルコースを堪能したのですが(笑)、こちらは、子供が楽しむ要素は一切なく、子供達は特に好きでも嫌いでもなく、ただ淡々と英語を吸収し、いつの間にか英語が読めるようになり、いつの間にか語彙も増えていました。
パルキッズでのおうち英語の日々は、反応も大してなく、成長とともにアウトプットも(絵本の暗唱以外には)なくなり、英検を受けさせたこともなかったので、どのぐらい身についているのか(またはいないのか)分からないままでしたが、アメリカに行くことになったら、何の苦労もなく学校生活が送れて、しっかりバイリンガルに育っていたことが分かりました。
今にして思えば、パルキッズを使った年月は、子供の成長と歩調を合わせるように、家の中に英語の世界が広がっていて、本当に自然に「日常の英語」がインプットできた気がします。
と言うのは、プリスクーラーでは、幼稚園に上がる前の幼児の日常を、キンダーでは幼稚園の日常を、そしてジュニアではインターナショナルスクールの日常を、英語で疑似体験するようなものなので、日本語のリアルワールドに加えて、英語のパラレルワールドでも一緒に成長していったようなものだったな、と思います。
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もちろん、それに加えて、年齢相応の「本場モノ」の絵本やアニメ、映画、ドラマなども与えていたので、うちの子供達は、英語圏の文化も自分のパラレルワールドの文化のように感じているような気がします。
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でも、まさに「知る人ぞ知る」英語教材で、一般にはあまり知られていないのがパルキッズだと思うですが、そこへ行くと、DWE や WWK は知名度抜群ですね。
そして、その2つのうちでも敷居の高い DWE に比べると、WWK は、まだ敷居が低いのかな、という気がします。(なにせ、「わが子は絶対バイリンガルに!」とあんなに鼻息の荒かった私ですら、DWEのアドバイザーさんは、怖くて呼べませんでしたし 笑)
ただ、WWKは、(会員の方のお話を聞く限りでは)DVDが中心の「楽しい」教材のようなので、お子さんの反応にムラがあると、「見てくれない」「飽きてしまった」という悩みが出てしまい、行き詰まってしまうケースも多いのかな?と感じました。
また、CDのかけ流しではなく、DVD中心のため、「何時間もDVDを見せたくない」というご家庭では、インプットが少なくなってしまうのかな?とも思います。(すみません、実際の教材を見たことがないので、この点はもしかしたら的外れかもしれません)
ちなみに、「おうち英語の会」では、Slackに「DWE」チャンネル、「パルキッズ」チャンネル、「WWK」チャンネル、がそれぞれあるのですが、賑わっているDWEとパルキッズのチャンネルに比べて、ユーザーは多いはずのWWKチャンネルはなぜか閑古鳥が鳴いています(笑)
(私が使ったことがないからかもしれません)
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でも、WWKが出てから、英語育児をされるご家庭が増えたような気がします。
そう考えると、ものすごく将来の日本人の英語力の向上に貢献してくれている教材だと思います。
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いずれにしろ、教材がきっかけだろうが何だろうが、おうち英語を始める方が増えてきたのはとても素晴らしいことだと思います。
私のところには、DWEとパルキッズのご質問が多いので、DWEとパルキッズに絞って比較した記事も書きました。→ DWEとパルキッズを私なりに比べてみました
また、こちらのPodcastでも、DWEとパルキッズの違いについて語っていますので、良かったらお聞きください。
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「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけれど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために、「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
WWKママさん達の交流もありますよ(笑)