オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

来し方行く末

1月は行った、
2月は逃げた、
3月は去った、
そして4月は、知らないうちにもう半ば!

今日は、おうち英語とは一切関係のない、ただの雑談です。

進級、進学、異動、引越し、春は変化が大きくて、気持ちは新たになりますが、ママ達は大忙しの季節ですよね。

この時期になると、沖縄のホテルで「算数セット」のおはじき一つ一つにお名前シールを貼っていたことを思い出します。

長女が小学校に入学する年の春に夫が沖縄に転勤になり、引越し荷物が届くまでの間、ホテル住まいをしていたのですが、入学式の数日前に入学準備のリストをもらい、中でも算数セットの名前づけが一番大変だったのを覚えています。

あれから毎年のように引越しを繰り返すようになり、長女中1、次女小4でアメリカから帰国するまで、うちの子供達は、転校ばかりしていました。

転校を繰り返したのは大変だったと思いますが、その代わり、うちの子供達は、今いる場所を「絶対」とは思っていない柔軟さがあるように感じます。

沖縄に引っ越した時には、私もいちいち覚えていないぐらい、もう何もかもが驚きの連続でした。

例えば、次女の保育園の最初の頃、私も付き添いで一緒に通っていました。

お散歩にも一緒に行ってたのですが、通りかかったさとうきび畑でさとうきびを収穫していたおじさんに先生が声をかけたら、そのおじさんが「かじってけー」と言うので、皆でさとうきびをかじらせてもらいました(固かった)。

その後、別の家の前を通りかかると、別のおじさんが「ヤギが子供を産んだ」というので、生まれたばかりの子ヤギを見せてもらいました。(ハイジの子ヤギのように真っ白でした)

それが何と、引越してすぐの、保育園の初日(!)の出来事でした。

他にも、お墓の前でピクニックをする「シーミー」とか、学校からのお知らせの時候の挨拶が「うりずんの候」だったりとか、沖縄戦の歴史から6月23日が休日で6月に平和教育をすることだとか、知らなくてびっくりしたことがいろいろありました。

その後、沖縄から東京に転校した時には、逆カルチャーショックを受けました。

まず、足が遅いと思っていた長女がリレーの選手に選ばれてビックリしました(笑)

また、ジャングルのような沖縄から引っ越して入った次女の保育園では、保育士さんが「この辺は自然が豊かなので、セミの抜け殻が落ちてたりするんですよ」と言われて、一瞬耳を疑いました。

閑静な住宅街で、確かに保育園の園庭には木が何本か生えていましたが…。

アメリカに行った時には、(今は平凡な成績の)長女も次女も「成績優秀」で、長女はアジア人のステレオタイプを裏切らず「Math Genius(数学の天才)」と呼ばれ、中学では生徒たちの投票で選ぶ各種ランキングで、2年連続「Most likely to succeed(将来一番成功しそうな生徒)」に選ばれました。

次女は、3年生の Award Ceremony(表彰式、学年の終わりの終業式みたいなもの)で、全科目クラス1位のメダルを総なめにしました。

あの頃の栄光は今いずこ?(笑)

今いる世界とは違う世界がある。

世界は広く、いろんな暮らしをしている人がいる。

そして、場所が変わると、人が見る自分のイメージも変わる。

うちの子供達は、そんなことを肌で感じていて、今の環境もどこか「外からの視線」で見ているような気がします。

私は必ずしも子供達に「世界に羽ばたいてほしい」と願っているわけではなく、今いる土地が一番好きで、今いる環境(学校とか)が楽しく頑張れる場所なら、ずっとそこにいればいいと思っています。

でも、今いる場所が気に入らないなら、我慢してそこにしがみつくより、気に入る場所に移って頑張ってほしい、と思います。

平成が始まった頃の常識は「ジャパニーズビジネスマン、24時間戦えますか?」でしたが、今はそんなブラックは許されず、「働き方改革」です。

これからの世界について、AIが進歩すれば、現在大学で習うことのほとんどは無駄になる、という予測をする人もいます。

未来は誰にも分かりませんが、5年後の世の中は今とは全然違う世の中になっていて、人々の価値観もずいぶん変わっているでしょう。

もしかしたら、英語も(自動翻訳機ができて 笑)自分でしゃべれなくても全然不自由のない世界になっているかもしれませんねー。

そんな新しい時代に必要な教育ってどんなことかな?

なんてことを考える平成最後の新学期です。

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