昨日は、第4回目となる「ちえみの部屋」を開催しました。(ゲストは、こちらの記事でご紹介した「ライオンさん」)
当初の予定では、発音からやり直した大人の英語学習の話なども伺う予定だったのですが、いつも「おうち英語」の話で盛り上がる「ちえみの部屋」が、今回は「どんぐり倶楽部」の話で盛り上がってしまい、結局、どんぐりの話題に終始して、時間も延長する盛況ぶりで終わりました。
どんぐり倶楽部というのは、糸山泰造先生という方が提唱されていて、「絵で解く算数」で、一部では有名(かもしれない)教育メソッドなのですが、「反復問題をやらせない」とか「宿題をやらせ(過ぎ)ない」など、世間の常識から見ると少しエキセントリックに思える教育法かもしれません。
公式ページは → コチラ
どんぐりでは、早期英語教育やフラッシュカードも厳禁なので、「おうち英語なんてもってのほか!」だと思うのですが、実は、私も子供達が小学生の頃に、糸山先生の本を読んで、自己流で取り組んでいました。
(Amazonの購入履歴によると、2008年に買っていました。今では絶版になっているようなので、マーケットプレイスに出したら高値で売れるかな?笑)
我が家は、とにかく引っ越しが多くて、子供達は小学校時代は転校ばかりでしたし、そのうち3年間は日本にいなかった(アメリカの現地校に通っていた)ので、家庭学習として、細々とどんぐり問題をやらせていました。(当時のノート ↓)
子供時代は「外遊び大事」という点や「宿題なんかで親子バトルするな」などと共感できることも多く、おうち英語をやっていた以外は、我が家はわりと「どんぐり家庭」だったと思います。
そんなこともあり、時々「おうち英語の会」のSlackでどんぐり倶楽部が話題になることがあるのですが、今回は、ライオンさんのお子さんが、習い事や家庭学習で忙しかったのを少しずつ整理して、どんぐりをやるようになってからの変化を詳しく聞かせていただくことができました。
どんぐり流の子育てにして、実際に変わった我が子を見てきたライオンさんの言葉が、とても印象的でした。
親の『勉強に押し込めようとする気持ち』が、子供の才能を開花させないんだと思います。
たくさんやらせていた習い事や家庭学習をやめさせ、外遊びを沢山させる、どんぐり流の子育てにして、おうち英語も「環境を与えるだけ」にしたら、時間に余裕ができて、お子さんは、好きなことに打ち込む時間ができて、ユーチューバーになったり、漫画や小説を書いたりしているそうです。
ライオンさん自身は、「これで良いのかな?という不安がないわけではないけど、多分大丈夫だろうと子供を信じられる」ようになり、「子供に怒鳴ることがなくなり、子育てのストレスがまったくない状態」になったというお話に、他の会員さん達も熱心に聞き入っておられました。
Slackや個別相談、最近はクラブハウスでも、いろんなご家庭のおうち英語の様子を聞かせていただいてますが、おうち英語も子育ても、ただ一つの正解がある訳ではなく、それぞれのご家庭、それぞれのお子さんに一番ぴったりの方法を見つけていって欲しいと思っています。
その究極の目的は「その子が幸せな人生を送ってくれること」だと思うのですが、いろんな考え方ややり方を知ることで、各ご家庭で一番しっくりくる方法を見つけていただければ、と思い、「おうち英語の会」では、毎月「ちえみの部屋」を開催しています。
毎回とても良いお話が聞けるのですが、今回も素敵なお話を聞かせていただきました。
「おうち英語の会」では、過去の分も含めて「ちえみの部屋」の音声を全部聞けますよ!
良かったら、是非ご入会ください(笑)
「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。