今回は、お子さんや学校以外のセブ島での様子、帰国後の様子を綴っていただいてます。
子供の過ごし方
子供はというと、生後半年の場合はコンドミニアムで預かってくれます。
1日中ナニーさんと遊んでいる感じですね。
もしかしたら子供を預けることに関して心配になるお母さんもいるかもしれませんが、私が行った留学先では、基本的にナニーさんは日本の育児に関する教育も受けていて、かなり安心して預けることができました。
息子も最後はナニーさんにべったりでしたね。
もちろん英語で話しかけてくれます。
そして同時に買い物やお洗濯、お昼や夕食の準備もこなしてくれます。
買い物に行く時は、日本の抱っこ紐を巧みに使いこなし移動します。
2歳とか3歳の子は、朝親と一緒に学校に登校し、キッズクラスで音楽に合わせ先生とダンスをしたり、英語のレッスンを受けたりします。
インターナショナルの幼稚園のような感じですね。
先生も子供が大好きなので毎日本当に楽しそうでした。
キッズの場合は授業は午前中だけなので、午後はナニーさんと一緒にコンドミニアムに戻り、預かり保育を行います。
3歳とかになると日本語が通じないことにイライラしちゃうお子さんもいるみたいで、よくナニーさんと喧嘩していたりするのを見かけました(笑)
それはそれで微笑ましくて、また彼女たちもプロなので、工夫して日本語を覚えたり、体を使って遊んだりしていました。
平日は大体こんな感じです。
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休日の過ごし方
休日はショッピングモールや近くのビーチに遊びに出かけて余暇を家族で楽しむことができます。
マレーシアにも旅行に行きました。2泊くらいでしたがセブからは1万円くらいで行けるので、フラッと週末に行くこともできます。
マレーシアもセブも総じて言えることは、皆子供に対して「すごく優しい」ことです。
子供を見ると笑顔で話しかけてくれるし、時には店員さんが抱っこして面倒を見てくれたりします。うちの息子は特に1歳未満だったので、ショッピングモールに行くとアイドルのように扱われていました(笑)
親も話しかけられれば自然と英語を話すようになりますし、やはり日本と比べ海外は子持ちにとって生活しやすいなぁと感じました。
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留学先としてのセブ島
ただそうは言ってもセブは発展途上の国なので、衛生面や環境、治安など日本と比べれば雲泥の差があります。
あるママさんは「水道の水も飲めないし、怖すぎて食べ物も口にできない」と言って日本に帰ってしまったという事もありました。
やはりそこは個人の感覚の違いなので何とも言えませんが、海外に行ったことがない人がいきなりアジアに行くとなると少し抵抗があるかもしれません。
ただショッピングモールやレストランなんかも沢山ありますし、オムツなどの子供用品はもちろん、日本食も少し高いですが色々と売っています。
そして何より英語圏の留学の3分の1でマンツーマンレッスンが受けられるので、コスパが良いのが特徴です。
私はアメリカも留学経験がありますが、セブの方が充実感が大きかったです。
まあ家族みんなで楽しめたというのが大きいと思いますが。
アメリカのスタバでネイティブ相手にマゴついていた夫も、アジアだと相手もノンネイティブなので自信を持って話ができたようでした。
大体皆さん、子供+お母さんで参加していて、うちのように夫も参加しているケースはそれほど多くはなかったですが、徐々に増えてきているとのことでした。
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夫と一緒の留学
うちはラッキーなことに夫が育休をとることができたので、「こんな長い休みが取れるのも一生のうち最後かもしれない」と考え留学に踏み切りましたが今考えると良い決断だったと思います。
二人とも育児からかなり解放されるので、喧嘩もなく楽しく過ごすことができました。
特に夫に関しては、初めての海外生活を体験し「海外で暮らすのも良いかもしれない」とさえ思うようになったらしいので、会社を辞めてしまわないかビクビクしています(笑)
会社には正直に「育休中、家族で留学します」と言っていました。
「育休時に留学なんて選択肢があるんだ!」とビックリされたそうですが、帰ってくると感想を聞かれまくったそうです。
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息子の現在とこれからのおうち英語
息子は息子で小さい頃からいろいろな人との関わりを持っているので、比較的愛想が良く、新しい保育園でも動じることなく馴染んでしまうような子になりました。
1歳半になった今は、アニメは英語で見ています。
小さい頃から英語の音には慣れてきていると思うので、このまま「かけ流し」を中心に英語は続けていくつもりです。
私たち親が苦労してきた分、息子には小さい頃から「英語の環境」を用意し、言語として自然に吸収させてあげたいと思っています。
しばらくは海外旅行も留学も厳しいとは思いますが、またいつか海外に出られる時が来ると良いですね。
それまで「おうち英語」を淡々と続けていきたいと思います!
(体験談終わり)
新型コロナの流行で、海外はおろか国内旅行も難しい今日この頃ですが、現在のような一時的な人の移動の制限があったとしても、いずれ子供達が大人になる頃には、世界はより一つになり、移動の有無に関わらず、広い地域の人たちとコミュニケーションを取っていると私は思っています。
生まれてすぐにフィリピンのナニーさんに育てられた経験は、おうち英語で身につける英語力以上に、息子さんの財産になるだろうな、と思いました。
また、生後半年に家族揃って親子留学することで、慣れない子育てで辛い時期もポジティブに過ごせそうだな、と思いました。
かなさん、お忙しいところ、どうもありがとうございました!
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