ずいぶん前にお隣の市で開催した「おうち英語勉強会」に参加してくれた I さんが、体験談を書いてくださいました。
I さんは、以前からよく知っているママ友で、私は実生活でいつもすごくお世話になっています。
ブログ経由でお問い合わせをくださる方は、すでに英語育児をやってらっしゃる熱心な方が多いのですが、リアルの勉強会では「英語育児なんか聞いたことない」という方のご参加も多く、I さんも、お子さんが3人いらっしゃいますが、「うちの子に英語なんて」というようなお母さんでした。
そんな I さんが、その後の「おうち英語」のことを教えてくださったので、ご紹介します。
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おうち英語勉強会に参加、その後のこと
まずはじめに、私は、バイリンガルに育てたい、といったことは考えていません。ただ、英語を抵抗なく受け入れてくれたらいいな、という思いでおうち英語を始めました。
子供達は、小学校高学年、低学年、幼稚園の3人。
学校の成績は、白目むくほど悪く目も当てられません。←これ、現実です。
そんな子供達を「バイリンガルに」とか「英語を習得させたい」など、恐れ多く、とてもとても。
そんな我が家の「おうち英語」の体験です。(参考にならないご家庭がほとんどだと思いますが、ご了承ください。)
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おうち英語勉強会に参加し、幼いうちから「かけ流し」をしておけばよかった。と、後悔しました。
自我で勉強する英語が英語との出会いではなく、無意識の中に英語という言語がある状態は、英語の授業に対する興味も変わると思いました。
現実問題として、ただでさえ小学校の授業についていけていない子供達に、これ以上英語の勉強を追加するのは現実的ではないので、かけ流しをしてみよう!と思い、私の余裕があるときのみ、かけ流しを始ました。
かけ流しを始めたときは「なんしようと?なんなん?これ?」と子供達は不思議な顔をしていました。
「これは、聞かなくてもいいよ。宿題する時に流すと頭がよくなる魔法のCDなんだって」と伝えると「ふーーーん」と興味もなさそうでした。
「このCDが流れている時間(各学年の家庭学習目安時間)は、宿題の時間。
自分の宿題が終わったら、本を読んだり、おもちゃで遊ぶのはいいけど、TVやゲーム、YouTubeはしないよ!」
と約束。
かけ流し環境ゲット。
嫌がらずにかけさせてくれるだけで大成功!
子供達の様子は、特に今までと変わらず。宿題したくなくてぐずるし、ちょっかい出し合ってケンカ三昧。
かけ流しをしている、という親の自己満足(笑)
かけ流しているのは「幼児向けの簡単なストーリーや昔話の音(YouTube)」「パルキッズの資料請求でついてくる体験CD」「基礎英語1のストリーミング」。
流し忘れると「あの変なCD流さんと?」とかけ流しを受け入れてくれています。
今後、続くのか?? CDのスイッチオンを頑張ります(笑)
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さて、ここからは、高学年長女の話。
今、子供達は韓流ブームらしいです。
行きたい国は韓国!
聞いている曲も韓国のアイドルグループの曲。
コンサートや握手会に行くお友達がとてもうらやましい様子。
長女も、波に乗って韓流ブームが来ています。
スマホに「韓国語の通訳アプリをいれて!」「韓国語辞典のアプリを入れて!」と熱心に韓国について勉強しているようです。
(学校の勉強もそのくらい熱心だといいのに…と私の心の声。)
そして、子供達の間で流行っているのが、2倍速ダンス。
今の子供達は、スマホを使い慣れているので、YouTubeをスロー再生しダンスを完コピ。2倍速再生し、2倍速で踊るのです。
ダンスをマスターするため、よく韓国語の曲を聴いていますし動画を見ています。
日本語訳の曲もありますが、韓国語の原曲もよく聞いているだけあって、何気なく韓国語で歌っていたりします。
この姿を見て、おうち英語のインプット、アウトプットってこういうことなんだ。と実感しました。
興味を持つと子供の能力ってすごいな!!と思いました。
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そんなこんなの日常ですが、我が家のおうち英語は、宿題の時間は英語のかけ流しを続け、中学校に入った時には、英語という教科を少しでも抵抗なく学んでくれたらいいな。と思います。
(体験談おわり)
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I さんは、正直言って、勉強会で私の話を聞いた後も、おうち英語なんかやらないだろうな、と思っていたので(ごめんなさい!笑)、その後、かけ流しを始めたと聞いて、すごくビックリしました。
思わず、
「えっ、英語かけ流すようになったの?」
と言うと、
「日本にいる限り、英語ができなくて困ることはないかもしれないから、そんなに力を入れてやるつもりはないけど、英語ができて困ることもないだろうから、このぐらいはやるよ」
と涼しい顔で答えてくれました。
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英語ができなくて困ることはないかもしれないけど、
英語ができて困ることもないだろう。
なんという名言でしょうか!?(笑)
この感想を聞いて、おうち英語がいろんな形で広がっていくのがうれしいな、と思いました。
I さん、お忙しいところ、どうもありがとうございました!
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