私の通訳仲間のいさおさんは、湿気の多い日本と乾いた砂漠のサウジアラビアを行き来しながら、文字通り「世界を股にかけて」英語を使って仕事をされている方です。
そのいさおさんが少し前に「ブログを開設しました」と言われるので、読ませていただいたところ、もう共感の嵐!!!(笑)
例えばこの記事 「正しいだけが英語じゃない 〜爽やかな朝に考えた違和感の正体〜」
これは本当にそうで、英語が苦手な人は素直に通訳に任せて下さるので、却って言いたいことが伝わったのに、少し英語に自信がある方が、ご自分で英語で話されると、「内容はいいんだけど、そのイントネーションだと…」結局、伝わりづらかった、というのはよくあることです。
日本語が平坦だからなのですが、実際に、イントネーション一つで、相手は「聞く耳」をぱったり閉ざす、というのが(特に日本人が話す英語では)よく起きます。
「自分で話そう」というそのチャレンジ精神や向上心は素晴らしいのですが、それだけに「本当に残念」という気持ちになることが多々あります。
逆に時々、英語力はそこまで高くないのに、発音(やイントネーション)はすごく良い、あるいはリスニングはとても得意、という方もおられます。
そういう方は、聞いてみると、やはり小さい時に英語を習っていた、とか、家で英語が流れていた、という方ばかりです。
先日もそんな方とお会いしたので、尋ねてみたら 「母によると、覚えてないぐらいの小さい時に英語を習っていたそうです」 とのことでした。
「うーん、やっぱりおうち英語」 と私が思ったのは、言うまでもありません(笑)
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「いさお・ブログ」 他にも面白くてタメになる情報が満載です。
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例えばこの記事も。 「ありったけ英語のすすめ~出稼ぎ外国人に学んだ、使える英語の極意~」
生きるために必死で英語を「手段」として使う世界の人々の英語は、決してネイティブが使う「正しい英語」ではありません。
これからの日本を担う子どもたちには、「正しい英語」を覚えるために汲々とするのではなく、「英語も使って」世界のために働ける、そんな風に育ってほしいな、と思っています。
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「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。