オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

中1帰国子女のオンライン英会話

昨日、一昨日とご紹介したように、一応バイリンガルに育った娘達のために私がやっているのは、登校前の朝の支度の時間に英語ニュースを流すぐらいです。

あとは、週1~2回、Skypeを使った英会話レッスンを受けさせています。

Skypeレッスンを長女に初めて受けさせたのは、幼稚園の頃でしたが、小さい子に外国人とオンラインで会話させるのは親がつきっきりでないとうまくいかず、また普段のかけ流しや暗唱の取り組みに比べると成果もあまりない気がして、(いわゆる「労多くて功少なし」という感じで)すぐにやめてしまいました。

しかし、アメリカから帰国してからは、もう予約さえ取ってあげれば後は子供達が1人で勝手にやってくれるので、数少ない会話の機会として重宝しています。

しかし、いくら英語がしゃべれても、子供は子供知らない大人と話すのは(日本語でも)気が重いようで、いつも同じ先生のレッスンを取っていたのですが、先週から次女に新しい先生のレッスンを受けさせることに成功しました。

というのは、この春、上の子が高校、下の子が中学に入学し、2人とも平日のみならず土日も部活があるので、レッスンできる時間がめっきり減ってしまったのです。

もともと長女は土日の朝、次女は平日の夕方にレッスンを入れていたのですが、次女も平日のレッスンが負担(というより実質不可能)になってきたので、先週から土日の朝にレッスンを入れよう、と、次女の説得に成功しました。

帰国以来、次女がずーっと取っているS先生は、サイエンスの知識が豊富なので、アメリカのサイエンスのワークブックを使ってレッスンをしてもらっています。

今使っているテキストはこちら

英語を勉強するのではなく、英語でサイエンスを勉強する形なのは良いのですが、帰国してから3年もやっているので、レッスンが馴れ合いになってしまっていて、テキストを軸に進めてはいても、雑談が多くなっていました。

雑談と言っても、次女はアメリカの3年生が終わったところで帰国しているので、自分で使える語彙も多くなく、レッスンの間、しゃべっているのはほとんどS先生だし、次女がテキストの知らない単語を読み間違えても、特に直してもらうこともないので、(英語で)サイエンスを習えるのは貴重な機会だけど、「英語のレッスン」という意味ではイマイチだなぁ、と感じることも増えていました。

そこで、今度の新しいR先生です。

R先生は、もともと長女がずっと取っている先生で、語彙や文法などの英語の運用力が長女に比べると低い次女にこそぴったりの先生だと思っていたのですが、次女が、新しい先生は「イヤだ、こわい」と言うので、今まで受けさせることができずにいました。

案の定、初回はすごく緊張していて、しかもきっちり「英語のレッスン」として進めてくださるので、終わった後は「むずかったー、つかれたー」と言っていました。

なにしろ、知らない単語はみっちり説明してくださり、発音に間違いがあれば即座に指摘された上に何度か発音練習させられ、記事を読んだら読みっぱなしではなくサマリーを言わされ、と、S先生とのレッスンにはない「英語の負荷」がかかるのです。

しかし、さすがはR先生、1回目のレッスンで「Sweetie、あなたは英語はよく分かってるけど、ボキャブラリが弱くて、スピーキングに慣れてないわね」と見抜いて、2回目以降はその弱点をきっちり埋めるようなレッスンをしてくださいます。

次女も、難しいけれど、これを続ければ英語が伸びる、と直感的に感じたのか、終わった後、難しかったと言いながらも「週1回なら、R先生でもいい」と言うようになりました。

と言っても、いつもR先生ばかりでは、英語をしゃべる機会がすべて「お勉強の時間」になってしまうので、週1回はこれまで通りS先生の「サイエンスという名の雑談」、もう1回はR先生の「英語のレッスン」で行こうと思います。

子供が大きくなってくると、何事も親の希望通りにはいきませんが、たま~に、こんな風に「思惑通り」に事が進むこともあります(笑)

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