Contents
1次試験当日の様子
1次試験の会場は、前回(今年1月)受けた時は、家から近い(車で10分程度の)大学だったのに、今回はえらく遠い会場で(電車で1時間程度)、その時点で親子ともに心が萎えました。
しかも、夫に連れて行ってもらおうと思っていたのに、次女は
「お母さんがいい」
と、普段ケンカばかりしてるのに、こんな時だけ可愛いことを言います。
本人も私も「どうせ今回もダメだろう」と思っているので、この日は「記念受検」の様相が強く、
「じゃあ、英検が終わったら天神(福岡の繁華街)でご飯食べて帰ろう♥」
ということになり、英検よりも天神の方がメインのお出かけのようになってしまい、2人とも英検を受けに行くというよりは、心持ちお洒落をして、家を出て会場に向かいました。
◆
会場に着くと、受検者の皆さん、英検の問題集など取り出して、直前の見直しに余念がありません。
次女の方を見て
「何か持ってきた?」
と聞くと、次女も「しまった」という雰囲気を漂わせながら
「だって!お母さん、何も言わなかったじゃない!!」
と、筆記用具以外は手ぶらのご様子。
前回は、身分証明書にパスポートまで持たせたのに、今回はそれも忘れました(この親にしてこの子あり?)
一応、私が自分の財布に家族全員分のパスポートのコピーを入れているので、いざという時はそれを見せようと思いましたが、幸い、身分証明書を提示させられることもなく、無事に席につきました。
じゃーねー、せいぜい頑張ってねー。
◆
その後、私は保護者控室に入り、持参した PC で、鬼のように仕事をしました。
自宅と違って、気を散らすものの何一つない教室は、仕事もはかどりました(笑)
◆
やがて終了時刻になり、子供達がちらほらと保護者控室に入ってきました。
受検する級によって終了時刻が違うので、次女はまだ試験中でしたが、「そろそろ終わるかな」と控室から出て、準1級の終了を待つことにしました。
ほどなく、受験生たちがぱらぱらと出てきて、その中に次女の姿も。
「どうだった?」
と聞くと
「もうボロボロ」
と前回と同じ返事。
その表情からも、親子ともども「また今回もダメだったな」と確信し、「また次も頑張ろう、今日からお母さんと一緒に、DUO やろうね」と励ましながら、約束通り天神でおしゃれなランチを楽しみ、雑貨屋さんなどを回って、帰ってきました。
◆
受検後の様子
受検後は、本人も私も「やっぱり今回もダメだった」と、微塵も疑っていませんでした(笑)
そして、2回続けてダメだった(と思い込んでいた)ので、さすがに次女も「次こそは」と思ったのか、その日から少しやる気になって、毎晩、DUO の例文を10個ずつ音読して寝るようになりました。
DUO の例文には、おうち英語っ子には「何でこんな簡単なのが?」という例文がある一方、日本語の弱い次女には、英語でも日本語でも読んでもちんぷんかんぷんの、やたら難解な例文もあります。
また、収録したい英単語を無理矢理、例文に当てはめてあるので、「この不自然な英文どうなの?」という例文もあります。
そういう細かいちぐはぐさに目をつぶれば、日本語が分からない時は日本語の解説もしてあげられ、次女にとっては日本語の勉強にもなりました。
英検はともかく、これで少し語彙の増強(ついでに日本語の強化)もできそうじゃん
英検が「もうボロボロ」だった次女、英検が終わってからやっと、本腰を入れて対策を始めました(笑)
◆
1次試験、まさかの合格
そうこうしているうちに、ある朝「おうち英語の会」の掲示板で、会員さんから
「英検2級の1次に合格していました」
というご報告が入っているのに気づきました。
しかし、(その時点では、不合格だと決めつけていて 笑)次女がショックを受けると可哀想なので、次女が登校してからにしようと思い、次女が家を出てからオンラインの結果を見に行きました。
めんどくさいサインインをして、次女のページに行くものの、どこにも結果が書いてありません。
もちろん、そんな訳はないのですが、不合格だとばかり思っていたので、「不合格」の文字ばかり探していて、「合格」と書いてあっても、それが次女の合格のことだとは思わず、「どこを見たら分かるの!?」と隅々まで目を通してようやく
「あら、合格してる」
ということに気づきました(笑)
◆
次女の得点は 1796点。合格点は 1792点だったので、たった4点超の、まさにギリギリ(笑) (でも、どんなにギリギリでも合格は合格)
ちなみに、前回は、合格点 1792点のところ、次女の得点は 1785点で 7点足りず不合格。
今回も、英検対策の勉強は、ほとんどしなかったのですが、1792点の合格点をはさんで、前回の 1785点 → 今回の 1796点と、前回よりは 11点アップしてました。
これが努力の結果ではなく「たまたま」だというのは、本人も私もよく分かっています。
まぁ、良くも悪くも、おうち英語と3年間のアメリカ暮らしで培った次女の素の英語力は、英検準1級ギリギリ程度、ということなのでしょう。
ボーダー線上だったので、前回は運悪く不合格、今回はちょっと運が良くて合格、という程度のことだったのだと思います。
1次試験に合格したとなれば、2次試験です。
さすがに2次は楽勝だろう、とは思ったものの、次女のことですから、気は抜けません(笑)
と言って、次女のことですから、しっかりと対策もできそうにありません。
長くなったので、2次試験については次回に続きます。(つづく)
◆
☆ ――――――――――――――― ☆ ――――――――――――――― ☆
「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。