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長女16歳の誕生日に思うこと

今日は長女の誕生日。16歳になりました。 我が家では、長女がお腹にいる時から、「英語育児」をやってきました。

具体的にどうやってきたのかは、これからこのブログで詳しく書いていこうと思いますが、とにかく、英語教室に通ったこともなく、家の中だけでひっそりと、でも何年も(数えたら16年半ですね)しつこく、ほぼ1日も休むことなく家の中に英語環境を作ってきました。

途中、運よく(?)夫の転勤で3年間アメリカに暮らす機会があり、現地の小学校・中学校に通いましたので、だいぶバイリンガルとしては完成に近づいたのですが、アメリカに行ったからバイリンガルになった訳ではなく、バイリンガルとして育ってアメリカに行ったから、アメリカ人と同じ吸収度で現地校の教育を受けられたと思っています。

そんな我が家の娘達ですが、この春、揃って小学校と中学校を卒業し、晴れて中学生、高校生になりました。 日本の中学生・高校生は部活に勉強に忙しいので、今は週1~2回のオンラインレッスン以外、英語はやっていません。 この「英語はやっていません」ですが、学校の教科としての英語の勉強もほとんどやっていません。

お子さんが小さいお宅では、この「学校の英語の勉強もやってない」ということがどういうことか、まだピンとこないかもしれませんが、これは「だから英語の成績も悪い」ではもちろんなく、「勉強しなくても済む(良い成績が維持できている)から勉強していない」のであって、「英語の勉強をしなくて済む分、余った時間を他の教科の勉強(もしくは他のやりたいこと)に充てられる」ということです。

これは、子供が成長してくると本当に大きいです。 とにかく、日本の中学生・高校生には時間がないんです。

小さい頃の英語育児ママ仲間で、今でもお付き合いのある方が何人かいますが、全員が口を揃えて言うのが 「英語の勉強に時間をかけなくて済むのが本当にありがたい」 です。

「語学の習得には時間が必要」と言われますが、私自身、英語は普通に中学で始め、本格的に勉強し始めたのは大人になってからで、英語を仕事にできるレベルにまでもってくるのに、膨大な時間をかけました。 その時間をかけなくてもバイリンガルになれるなら、こんなに有り難いことはない、と思ったのが、英語育児を真剣にやれた最大の理由と言っても過言ではありません。

「子供は語学の天才」とか「小さいうちから始めればラクにバイリンガルになれる」というのは巷でよく言われることですが、これは全くその通りです。 ただ、それには「年齢に応じたやり方」があって、それを「長年続ける」ことが大切です。

それとは逆に「大人になってからも英語はできるようになる」というのも本当で、私自身、本業は英語の通訳・翻訳をやっているのですが、英語を習い始めたのは中学校の英語の授業が最初で、大学受験が終わったらそのまま勉強しなくなり、大人になった時には全然しゃべれなかった状態で、28歳から英語のやり直しを始めました。 (ちなみに、今では英検1級も持ってますし、この4月に「どのくらいスコア出るかな?」と久しぶりにTOEICを受けてみたら、975点でした)

私のように、大人になってからでも英語は習得できますが、大人のやり直し英語にもやはり「やり方」があって、それを「続ける」ことが大切です。

そして、赤ちゃんから小学生までの英語育児にしろ、中学以降の英語学習にしろ、一番重要なのは「どんな教室に通うか」「どんな先生に習うか」ではなく、「家で何をやるか」です。

このブログでは、そうした「おうちでお子さんの英語のためにできること」について、詳しくお伝えできたらな、と思います。

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