普段はテレビをほとんど見ませんが、お正月に実家に帰省して、年末年始の番組を見るともなく見る機会がありました。
今年は、「平成最後の大晦日」「平成最後のお正月」などと、「平成最後」という枕詞をよく耳にしました。
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私は、平成最初の大卒で、会社に入ると「平成入社組」などと言って新人類扱いされたものですが(年がバレますね 笑)、当時は社会人でも「英語のできない人」の方が圧倒的に多かったのに、この30年で、英語のできる人が本当に増えました。
私自身、新卒で会社に入った時は、英語はできませんでしたが、今では英語で仕事をしています。
また、我が家も夫の海外赴任でアメリカに暮らす機会を得ましたが、卒業後の30年で自分や配偶者が海外赴任を経験した同級生は珍しくなく、国際結婚した友人、子供を海外で育てたり留学させる友人も今や普通になりました。(そんな友人達も、私と同じく、学生時代に特に英語ができたわけではありません)
我が家の子供達もバイリンガルに育ちましたので、家の中に日本語と同じように英語が流れるのは、ごく普通のことになっています。
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平成が始まって、消費税が導入され、それまでほとんど使うことのなかった1円玉や5円玉を最初は珍しく使ったことも覚えていますが(笑)、自分が英語のやり直しをやり始めた時のことも、子供に英語を始めた時のことも、よく覚えています。
私が英語のやり直しを始めたのは、Windows95が発売された頃で「インターネットの発達で、地理的制約がなくなる」と言われ始めた頃でした。
まだ街で外国人を見かけることは少なかったのですが、「外国人と英語で話せたらいいなぁ」「英語のドラマを字幕なしで見れたらいいなぁ」「洋書をスラスラ読めたらいいなぁ」と思いながら、毎晩、NHKラジオ講座の音声をディクテーションしたものです。
当時は、ラジオの番組をカセットテープに録音し、キュルキュル巻き戻しながらやりました。
子供に英語を始めたのは「おうち英語でバイリンガルに・我が家の原点」にも書いたように妊娠中でしたが、まだ自分も勉強中の身で、子供が私を追い抜いて英語ができるようになってくれるのを信じて、毎日、子供英語のCDをかけ流しました。
そして、時が経ち、私も子供達も英語ができるようになり、子供はしっかり私を追い抜いて英語を話しています。
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今年は平成が終わり、新しい元号の時代が始まります。
技術の進歩はますます早く、世界はますます狭くなり、現代はもう既に、世界中の人といつでもどこでも交流できる時代で、そんな世界の標準語(リンガ・フランカ)が英語です。
英語は今や、アメリカ人やイギリス人など英語ネイティブだけの言葉ではありません。
世界の英語話者人口の約8割はノン・ネイティブと言われています。
ですから、今日では、世界中の子供達が、母国語のほかに英語も身につけています。
「英語ができなきゃ存在しないも同じ」という記事にも書いたことがありますが、日本人がいつまでも「英語のできない国民」でいることは、日本にとっても大きな損失ですが、日本から学びたいと思っている世界にとっても大きな損失です。
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ですが、世界一忙しい日本の中学・高校生に、これ以上英語の勉強という負担を強いるのも可哀想です。
それに、苦労して「自我」で勉強して身につけるより「無意識」で勝手に習得する方が、親も子もラクで高い所まで辿り着けます。
10代以降に始める外国語は、そんなに簡単にマスターできませんので、私は苦労して勉強しましたが、子供をバイリンガルに育てるのは、そんなに難しいことではなく、うちの娘達は知らないうちに英語ができるようになりました。
言葉を覚えるのは人間の本能ですから、日本語を覚えるのと同じように英語も覚えさせてあげれば良いのです。
しかし、日本にいて普通に生活していたら、子供が知らないうちに自然と英語を覚えることはあり得ず、親が英語環境を用意してあげる必要があります。
でも、英語環境を用意してあげれば、子供は無意識で英語を習得し、いつの間にかバイリンガルに育っていきます。
バイリンガルを育てるのは、家の中でちょっとしたことをするだけでも十分可能で、そんなに難しいことではありません。
(参考:「子供はおうちでバイリンガルに」)
是非、小学生のうちに始めてあげましょう。
(参考:「バイリンガル教育は小学生のうちに始める」)
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年号も新しくなる今年、是非「おうち英語」を始めて、未来の我が子に「英語という贈り物」をあげてください。
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「やってみたい! どうすればいいの?」という方は、「はじめに」を読んでみてください。
また、このブログでは「バイリンガルの育て方」について、たくさんの記事を書いていますが、道に迷ってどうしたらいいか分からない方のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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