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英語の語りかけは「しっくりくる」方で

今日は「お悩み相談シリーズ」の前回の続きです。

ご質問はこちら(↓)でした。

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子供に英語で話しかけても、なかなかアウトプットが出てきません。それでも話しかけ続けた方がいいでしょうか? それとも、無理に英語で話しかけないで、語りかけはやめた方がいいでしょうか?

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前回は、英語での語りかけについて、「やってもやらなくてもどちらでもいいので、おうちの方が続けたかったら続けて、苦痛ならやめましょう」ということを書きました。

英語の語りかけは、おうちの方が「しっくりくる」方で

前回も書いたように、語りかけには、メリット、デメリットどちらもありますので、その両方を考えて、その時々で、おうちの方がいちばん「しっくりくる」方にされるといいのではないか、と私は思っています。

というのは、おうちの方にとって「しっくりくる」というのが、結局、おうち英語を長く続けて、子供をバイリンガルに育てるために大事だからです。

子供をバイリンガルを育てるには、子供の反応に一喜一憂せず、おうちの方が豊かな言語環境を整えることが大事です。

そして、バイリンガルを育てるには、長い時間が必要です。
(参考:「バイリンガル育児は、お金や手間ではなく時間をかける」)

おうち英語では、子供が頑張る必要はありませんが、おうちの方は、英語環境を整え続ける必要があります。

子供は英語を楽しむ必要はありませんが、おうちの方が少しでも「楽しい」方が長続きします。
(おうちの方を、ここでは便宜上「ママ」にしておきます)

英語で語りかけて子供が返してくれたら、嬉しくてママのテンションも上がります!

英語が好きなママなら、子供に英語で話しかけるのも楽しいです。

どんどん話しかけて、おうち英語を楽しんでください。

でも、英語が苦手なママが、無理して話しかける必要はありません。

子供が嬉しそうに英語で話しかけてきても、自分がイヤなら普通に日本語で優しく相手してあげればいいのです。

また、英語育児が難しくなるのは、子供の「自我」と関係があることを、このブログでは繰り返しお伝えしています。
(英語育児と自我の関係が気になる方は、コチラから順番に記事をお読みください)

英語で語りかけをしても子供が英語で返してくれなくなったり、いつまでもアウトプットが出ないと、ママのネガティブな感情が子供の自我にもネガティブな感情を抱かせます。

そんな時は、音や映像のインプットだけ続けて、ママは子供と日本語で過ごせばいいのです。

 

大事なことは、おうちの方がご機嫌で長く続けられること

おうち英語でバイリンガルを育てようと思ったら、大事なことは、ママが英語で語りかけをするかしないかではなく、子供のアウトプットが出るか出ないかでもなく、おうちの方がご機嫌で長く続けられるか、です。

ですから、その時々で、子供の様子を見たり、それぞれのご家庭でのおうち英語の最終ゴールを考えて、おうちの方が一番ストレスなく続けられる方法、つまり「しっくりくる」方を選んで、長く続けていただきたい、と思います。

この「長く続ける」のは、語りかけではなく、良質な英語の豊富なインプットです。

しっかりしたインプットができていれば、親の語りかけは本当に「どうでもいい」ことです(笑)

そして、語りかけは子供が幼いころはアウトプットの呼び水にもなりますが、子供の成長とともに、語りかけしようがしまいが、アウトプットには別の要因の方が大きくなってきます。

私がそう思うのは、自分が第一子の妊娠中から英語育児を始めて、その後アメリカで3年間生活することになり、今は帰国子女の娘達が思春期(大人)になった、その様子を見てきた経験からです。

ですので、次回は「語りかけとアウトプット」という観点から、我が家のおうち英語を振り返ってみたいと思います。

 

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