オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

2020年「おうち英語」について思うこと(ブログ2周年を迎えました)

ブログを始めて2年が経ちました! 

コロナさんの影響で時代が音を立てて変わっていくのを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私の働き方もBC(ビフォーコロナ)とはずいぶん変わり、ほとんど家から出ない生活にすっかり慣れました。(たまに外の仕事があると、疲労がハンパないです → それは歳のせい?笑)

ブログ開設2周年になりました!

さて、本日は長女の誕生日。18歳になりました。

そして、長女の16歳の誕生日に始めたこのブログも、めでたく2周年を迎えました!🎊
(記念すべき第1回目のブログはこちら → 「長女16歳の誕生日に思うこと」)

最初の半年ほどで当初書きたいと思っていたことは書き尽くし、あとはのんびりやっているブログですが、同じ頃に始めた「おうち英語の会」は、今では100人以上の会員さんにご参加いただき、掲示板でおしゃべりしたり、いろんな企画を行ったり、楽しく活動させていただいてます。

本当にありがとうございます!

せっかくの2周年ですので、今日はこのブログにまつわる私のことを、少し自分語りしてみたいと思います。

 

ブログを始めるまでの経緯

我が家のおうち英語」に書いた通り、我が家は妊娠中からおうち英語だけでやってきたのですが、8年前に思いがけずアメリカに行くことになり、アメリカで3年間を過ごすことになりました。

そして、アメリカに引越してみたら、子供たちはおうち英語でしっかりバイリンガルに育っていることが分かりました。

3年間の駐在期間が終わり、帰国することになった時には、

「ここまでバイリンガルに育っていたら、帰国子女の英語保持スクールに通わせることもないだろう。
もし英語が錆びついても、また必要になった時に本人が努力すればすぐに追いつくだろう」

と思い(もちろん、相変わらず時間もお金も余裕がなかったので 笑)、帰国後も細々とおうち英語を続けていました。

 

家では相変わらず、

子供にダメ出しされないように苦心してかけ流しをしたり(→ 現在では何をかけても拒否されるので、かけ流しは一切できなくなりました)、

オンライン英会話や洋書の読書を促したり(→ 現在では何を言っても反抗されるので、オンライン英会話は一切やらなくなりました)、

試行錯誤はしていましたが、こんなブログを始めるつもりもなかったので、家にあった大量の洋書絵本や児童書は、まとめて近所の英会話スクールに引き取っていただきました。

今考えればもったいないことをしたのですが、当時は、子供たちはもう読まないのに置いておいても家が手狭になるだけだったので、誰か必要な人に読んでもらえれば、と思い、近くの英会話スクールを探して電話をし、段ボール2〜3箱分持って行きました(笑)

 

日本に戻って3年ほど(下の子が小学校を卒業するまで)は私も、帰国子女で逆カルチャーショック状態の子供達のケアと自分の通訳者としてのキャリア復帰に懸命で、世の中の英語育児については全く興味がなくなっていました。

ただ、通訳者としての仕事を通じて「日本人の英語力をもっと何とかしなければ!」と思う場面が増え、自分が子供たちにやってきた英語育児のことを思い出し、「幼い頃にかけ流しをしておくだけで全然違うのに!」という気持ちで、かけ流しの英語育児のことを書き始めました。

ブログを書き始めて程なく、パルキッズの児童英語研究所さんとご縁があり、エージェント登録をさせていただくことになりました。

そこで、教材をご紹介した人を中心に始めたのが「おうち英語の会」でした。

その後、少しずつ新しい方にご参加いただき、今ではこんなにたくさんの方と一緒にいろんな素敵な企画もできるようになって、コロナで通訳の仕事がなくなっても、毎日楽しく過ごせています(笑)

本当に、感謝・感謝の毎日です!

 

ブログを始めて2年で知ったこと:語りかけ・英検・YouTube

さて、このブログを書き始めた頃、私は最近の英語育児のことを何も知りませんでした。

私が英語育児をやっていた頃は、英語育児自体が社会からまだ冷たい目で見られていて
(あんなに小さいうちから英語やらせるなんて)
(まずは日本語をしっかりでしょ)
と、子供に英語で話しかけてるなんて、とても外で言える雰囲気ではありませんでした。

ところが、最近の英語育児では「親の語りかけ」がマストのような風潮があること、そして何より、幼い子に英語をやらせるのは決して特別なことではなく、むしろ「小学校からじゃもう遅い?」と思う保護者も多いことを、ブログを始めて知りました。

また、我が家では積極的に英検を受けさせるつもりはなく、次女が「受けたい」と言い出した時も「中学に入ってからでいいじゃん」と中学生になるまで待たせていたのですが(だってお金も勿体ないし)、世の中では小学生の間で英検がブームになっていることに驚かされました。
(我が家の英検事情については:中2次女の英検準1級受験記

さらに、私が英語育児をやっている頃と決定的に違うのは YouTube やオンライン絵本の存在で、ネットさえあれば教材なしでもバイリンガルに育てられそうだと思う反面、幼い子のスクリーン漬け、デジタル機器依存が少し心配になっています。

そんなこんなで、この2年間での私の心境の変化は、英語をやっていないご家庭に「せめてかけ流しだけでも!」との気持ちは相変わらずなのですが、その一方で、英語に熱心なご家庭には「もっと日本語を大事に!」あるいは「YouTube漬けにしないで!」という気持ちも出てきています。

 

初心に返って:私が訴えたかったこと

ただ、私が最初から訴えたいことは変わっていません。

それは(1年前のブログ1周年の記事にも書いたのですが)

1. 英語のできる日本人もっと増やしたい(増やさなければ!)

2. おうち英語で子供をバイリンガルに育てるのは簡単

3. おうち英語で子育ての達成感を感じて欲しい

この3つで、激動する時代に迷いながら子育てしている令和の親御さん達に、せめて子供の英語に関しては苦労のない日々を送っていただきたい。

そして、新しい時代を築く子供達が世界に向かって堂々と発言し、日本も世界も良くなってほしい。

という壮大な願いのもと、細々とブログを更新し続けております、これでも一応(笑)

 

ちえみ流「おうち英語」とは

私がこのブログで「おうち英語」と呼んでいるのは、無意識で自然に英語を(日本語と同じように)覚えさせるために、子供の言語習得能力が働く環境を整えることです。

親がするのは「環境を整える」ことだけで、あとは脳が勝手に、子供自身すらも知らないうちに英語を習得して行きます。

そこに何も難しいことはありません。
子供の年齢やその時点での英語力に応じて適切な環境さえ整えれば、人間であり、聴力に問題がない限り、必ず習得するのです。


でも、もし難しく感じることがあったら、それは「自我」のせいかもしれません。

そう思い、最初に書いたのが「言葉は脳に習得させる」からの一連の記事です。

ここからの一連の記事に、私の訴えたいことは凝縮されていますので、良かったらぜひお読みください。

もしかしたら、おうち英語の新たなヒントを見つけていただけるかもしれません。

 

おうち英語でバイリンガルに

コロナさんのおかげで、世の中は大きく変わろうとし、オンライン授業、リモートワーク 、家族との時間、行政手続きのスマホ申請、エッセンシャルワークのあり方、など、外出自粛の間に少しだけ、未来の暮らしを体験した気持ちです。

受験生を2人抱える我が家でも、これからの時代を生きる子供達に必要な教育ってどんなことだろう?と考えます。

AIの進展で、自動翻訳機、自動通訳機も発達してくるでしょうが、人と人との「触れ合いたい」「つながりたい」気持ちは決して消えることはなく、そんな時に、世界中の人々と、機械を通してではなく自分の言葉で語り合えるのは素晴らしいことだと(昔は英語ができなくて、今はできるようになった)私自身、実感しています。

これからはもしかして、英語ができなくても困らない世の中になるかもしれませんが、英語ができたらもっと楽しい世の中になるような気がします。

そして何より、言葉だけでなくその人の人間性や個性がより大事になってくるでしょう。
(そのこと自体、とても喜ばしいことだと思っています)

 

言葉を覚えるのは人間の本能ですが、とりわけ子供時代の言語習得能力はものすごくパワフルなので、大人になってからでは何十年勉強しても辿り着けない場所に、おうち英語っ子達は知らないうちに辿り着いて行きます。

自分自身の経験と、子供達を育てた経験から、おうち英語でバイリンガルを育てるのは誰にでもできるし、決して難しいことではない、と確信しています。
参考記事:おうち英語は難しい?(簡単なこと・難しいこと)

ですから是非、おうち英語で、親は省エネで子供は自然に、未来を生きる一人でも多くの子供がバイリンガルに育って欲しいと願っています
(でも、おうち英語にやり過ぎは禁物!英語を伸ばすには日本語を大事に、ですよ)

以上、とりとめのないちえみのつぶやきをお届けしました。
ブログ3年目もどうぞよろしくお願いします!

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