オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

knockoutさん特別講演 in 2024(ちえみの部屋スペシャル)が開催されました!

皆さんこんにちは!

「おうち英語の会」会員、ブログ担当のスプです。

 

先日、国内外の教育事情について、豊富な情報に基づく鋭い分析で有名な教育系インフルエンサー knockout さんをお迎えし、「日本の教育改革や海外の教育事情 in 2024」と題するZoom講演会を開催いたしました。

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「おうち英語の会」でknockoutさん講演会をして頂くのは今年で4回目となりました。

2023年の講演会のレポートはこちらです。
 ↓↓↓
@knockoutさん特別講演2023(ちえみの部屋スペシャル)が開催されました!

 

今年は有料開催でしたので詳しいレポートは控えますが、私スプの感想をお伝えしたいと思います♪

 

講演会の内容

2020年教育改革の評価と今後

今年の講演会のテーマは「2020年教育改革の評価と今後」でした。

現行の学習指導要領は2020年前後に順次改訂され、各教育段階での施行が段階的に進められました。

今年2024年度は新学習指導要領で学んだ高校生が3年生となり、総括の年にあたるそうです。

そして総括をするということはもう次に進んでいるということでもあり、2030年頃と予想される次の学習指導要領改訂の検討が既に始まっているとのことです。

は、早いですね~😲

講演会では、2020年の教育改革がどのように評価されているのか、またそれを踏まえて2030年の教育改革はどのように進んでいくのか、についてknockoutさんの見解も含め詳しく解説して頂きました。

現在公表されている2030年の学習指導要領改訂に向けた論点整理では、現行の指導要領から大きな学力観の変更はなく、探究活動に代表されるような主体的な学びを重視する学力観が継続していくようです。

従来の日本的な、みんなが同じ教室で同じ内容を同じスピードで学ぶ方法から、1人1人の学ぶペースを尊重する方向に更にシフトするそうです。

ですが、自由度が増す分、各地域、各学校ごとにどのような取り組みをされるかは濃淡の差が出てくるのではないか?とのことでした。

講演会終了後、knockoutさんより学習指導要領改訂に向けた論点整理について、旺文社教育情報センターさんから出たこちらの記事『文科省、指導要領改訂へ向けた「論点整理」公表!』をご紹介頂きました。

講演会に参加されなかった方で、教育改革がどこを目指しているのか気になる方はぜひご一読ください。

 

質疑応答

今年も多くの質問にお答え頂きました!

海外大学の様子、習い事、幼少期のデバイス使用、中学受験と高校受験、子どものメンタルヘルス、子どもの好奇心の伸ばし方、大学受験で親はどこまで介入すべきか…などなど。

話題は多岐にわたりましたが、1つ1つ丁寧にお答え頂きました。

スプはこの質疑応答を毎年大変楽しみにしております😊

クローズドな環境での講演会だからこそギリギリの本音をお話をして頂けているように感じており、今年も聴きごたえがありました。

もっと詳しくご紹介したいところなのですが、ここまでとさせて頂きます。

ご興味がある方は来年機会があれば、ぜひご参加ください♪

 

スプの感想

私スプは5歳と3歳の子どもの母です。

今回の講演会は私を含めて未就学児の保護者も多く参加していました。そのことについて、講演会の冒頭でknockoutさんより「子どもが小さい頃から、まだ遠い先に思える未来のことを考えておくのはとても良いこと」と仰っていただきました。

今後の教育がどのような方向に進むのかを知らずにいると、途中で「こんなはずではなかった」ということになりかねない、ということです。

今回の大きなテーマであった2030年、我が家の子どもたちは小学校5年生と3年生です。

長男が中学生になるタイミングで中学校の教育指導要領改訂がありそう、2035年新課程大学入試が始まる頃には息子も具体的な進路を検討しているだろうから影響を受けそう、など、今回の話を伺って初めて意識・認識しました。

子どもが小学生くらいまでは何となく想像できますが、中学生以降のことはknockoutさんが仰るように遠い未来のことのように感じます。

ましてや、学習指導要領がその時どこを目指すのか?というレベルでの具体的なイメージをしたことは、これまでなかったです。

 

親の学生時代と今の子どもたちは求められるものが違う、ということはよく見聞きします。

では具体的に何がどう違うのか分かっているのか?と聞かれると、私は曖昧な回答しか出来ません。それは、今回お話頂いたような、軸となる部分を知らなかったからだと気づきました。

「探究活動が受験で有利になるらしい」
「英語の成績が良いと受験で無双できるらしい」
「STEAM教育に幼い頃から触れておくといいらしい」
「〇〇が流行っていてみんなやっているらしい」

そういった世の中に溢れる枝葉の部分の情報だけが視界に入り、何故それが良いとされているのか?という根本の部分を深く知ろうとしたことがなかったんですよね。

激動の時代、変化の時代と言われる時を生きているからこそ、枝葉の情報だけを拾って振り回されるのではなく、根幹の部分がどう変わろうとしているのかをしっかりと保護者が捉えていくことが必要だと感じる講演会でした。

 

ところで、この会は「おうち英語の会」ですが、主宰者のちえみさんは「AIがこれだけ発達したのだから、これからの時代は英語が出来るなんてどうでも良くなる。もちろん出来るに越したことはないけれど、あまり力を入れる必要はもうなくなるはず」なんていうことをよく仰っておられます。

えーっ!!英語教育の会なんじゃないの!?
なんて思われるかも知れませんが、決して何もやらなくて良いということではなく、過度に英語に熱中しすぎず、もっと他の事にも目を向けて時間とお金を使ったほうが良いのでは?とのことです。

やった方が良いと言われていることは沢山あるけれど、それを全部やらせようなんて思ったら子どもがパンクしてしまいますよ!!

教育熱心な方が発信する情報は沢山ありますし(この会やknockoutさんの発信もその1つですよね)、HOW TOはメディアにもSNSにも溢れている。だからこそ、親がしっかりと自分軸を持ち、何を選ぶか、また選ばないか、考えてなくてはいけないですね。

 

とは言え、実際のところスプはまだまだ枝葉の情報に振り回されて一喜一憂していますので、時折ちえみさんに喝を入れて頂きながらやっていきたいと思います!

「子どもの時間」という大切なリソースを一体何に割きたいのか、のびのびと遊ぶ中で自分の子どもをよく観察し、広い視野で考えていきたいです。

 

最後に、スプはknockoutさんのvoicyをよく拝聴しております。様々な分野の情報に触れることで、自分は我が子の教育において何を大切にしたいのか、自分自身に問いかける機会となっております。

夫に勧めてみたところ、どうやら定期的に聞いているようです。家庭内で教育方針のすり合わせをする際に細かい背景を説明する手間がかからず、大変助かっております✨️

海外の教育事情に関しても発信されており、おうち英語っ子の保護者の方々は興味深い話題が多いかと思いますので、ぜひチェックしてみてください♪

knockoutさん、今年もありがとうございました!ぜひ来年もよろしくお願い致します♪

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。


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