次女が突然「Harry Potter 読む」と言い出し、1巻を読んでいます。
我が家にある1巻は、US版のペーパーバック。 私が独身の頃に買ったものなので、もう20年近く前のもので、すっかり色あせています。
当時の私は、単なる英語学習者でしたが、どこで聞いたのか、アメリカで大ベストセラーになっていると聞いて、「読まねば」ということで、ずいぶん背伸びして読み始めました。
知らない単語を調べた形跡があり、何と「owl(フクロウ)」を調べていました!!!!
アメリカ人や英語育児で育つ子なら幼児でも知ってる単語ですが、中学から英語を勉強し、その後も大人の英語教材で勉強していた私は、そんな単語も知らなかったみたいです。
まだAmazonもない時代、確か天神コアに入っていた紀伊國屋書店で買ったと思います。(ローカルネタですみません)
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その後、2巻と3巻は、インターネットで、まだ日本に進出前のアメリカの Amazon のサイトで買いました。
英語がまだ下手だった頃で、アメリカからインターネットで買い物するのも初めてだったので、注文するのにとても時間がかかりました。
おまけに、英語が良く分かっていなかったのか?、忘れた頃に届いた2冊は、ペーパーバックを頼んだつもりだったのに、何とハードカバーでした(笑) (これもUS版)
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4巻は、これもまだ独身時代、新宿の紀伊国屋書店で平積みになっていたUK版のペーパーバックを買いました。
なので、うちの Harry Potter は、デコボコでとてもちぐはぐです(笑)
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そんな Harry Potter ですが、4巻まではそんな調子で買ってあったのに、1巻だけは何とか頑張って最後まで読んだものの、当時の私にはまだ難しく、その時は、2巻の途中で挫折してしまいました。
その後、結婚し、長女が生まれて、↓の本を読んで、SSSの多読をやりました。
この多読でちょうど100万語を達成する頃、Harry Potter がスラスラ読めるようになり、面白さがやっと分かるようになって、その後は、原書の発売と同時に読むようになりました。
当時は、「続きはどうなるんだろう?」と、世界中の人がインターネット上でさんざん盛り上がっていました。
その頃には、私もインターネット上の英語育児コミュニティに出入りしていて、英語育児されているお子さん達が「夢中で読んでいる」と聞いては、まだ赤ちゃんだったうちの娘達も「いつか読む時が来るかなぁ?」なんて思っていました。
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最終巻の7巻の発売日は、土曜日でした。 当時、土曜日は通訳学校に通っていたので、よく覚えています。
世界同時発売で、私はAmazonで予約注文していたのですが、「朝9時きっかりに」配達されるはずだったのに(10時だったかな?)、実際には、ちょっと早めに配達されてきました(笑)
すぐに読み終わるほどの英語力も時間もなかったのですが、海外のサイトには、早速、感想やネタバレがUPされ、誘惑に負けないようにするのが大変でした。
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時は流れて、なんとアメリカに行くことになり、長女は、アメリカで Harry Potter を読みました。 5年生の時には、薦めてみたけれど「難しい」と言って読まず、6年生(あちらでは中学の1年目)で読み始め、すぐに夢中になり、あっと言う間に読破しました。
私の蔵書(笑)は日本に置いてきてあったので、現地の図書館で借りて読みました。
次女にも、帰国してから「読んでみたら?」と時々言ってはいたものの、少し読んでみて「あんまり好きじゃない」と、長らく本棚に放置されていたのですが、ここに来て突然、1巻を手に取りました。
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とうとう次女も、Harry Potter を読む時が来たのか!?
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色あせてボロボロの、ところどころに意味を調べた日本語の書き込みのある、私の Harry Potter。
この本を見ると、昔、まだ英語ができなかった頃のことや、英語育児の掲示板を眺めながら「子供がこれを読むようになるかなぁ?」なんて思っていた時代を、いつも懐かしく思い出します。
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英語に関しては、私も子供達も「思えば遠くへ来たもんだ」という気がします。
「バイリンガル育児は、お金や手間ではなく時間をかける」という記事にも書きましたが、今、バイリンガル育児をやっているお母さん(お父さん)も、是非、長く続けていただきたいな、と思います。
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