目からウロコ!公立中の中1から留学

夏休みも終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、子供達が夏休みに入る直前から出張が相次ぎ、終業式の日も始業式の日も家にいなかった上に、夏休み中の子供の相手をする余裕もなく、気が付けばブログも放置状態でした。

が、先週の日曜日で大きな仕事が一段落し、しばらくは出張の予定もないので、ぼちぼちブログの方も書いていきたいと思います。(書きたいことは沢山あるのです)

公立中学で留学、その発想はなかった

最近、中学生のお子さんをお持ちの、世間一般的には「おうち英語はもうほぼ卒業」のお母様が、私の「おうち英語の会」にご入会くださいました。

その方が、最近、掲示板で(最近、Slackというチャットツールに移行したのですが)

「中1の下の子の留学先が決まりました」

と近況報告してくださいました。

1年間の留学で、ホームステイしながら現地の公立中学に通うそうです。

すると早速、別の会員さんから「なんとなく中学での留学は難しいと思ってました」というコメントがついたのですが、私も、中学からの留学というのは考えたこともありませんでした。

でも、考えてみれば、中学での留学というのは、悪くない気がしました。

「中学生のうちに留学」のメリットいろいろ

まず、義務教育期間中ですから、1年間の長期留学をしても、学年はそのままで戻って来れます。

最近は、学年を延長せずに長期留学できる高校も、私立や中高一貫の学校で増えてきたようですが、うちの長女が通う公立高校などは、まだ留学した生徒は元の学年に戻ってきて、同級生から1年遅れて卒業することになります。

長い人生、1年ぐらい遅れたところで大したことないし、留学で得るものの方が断然大きいとは思うのですが、当の高校生がそう思ってくれるとは限りません。

うちの長女も「留学したい?」と聞くと「1年遅れて卒業するなんて絶対イヤ!」と言います。

「1年遅れる」ということになると、よほど本人の希望が強くないと、そこまでして…、となりがちですし、逆に、1年遅れなくて済む高校、となると、高校の選択肢が限られてしまいます。

また、留学させるなら高校ぐらいで?と漠然と思っていても、中学に入ると、子供の生活は小学校時代とは比べ物にならないぐらい忙しくなります。

部活に夢中になったりすると、留学どころか旅行に行く余裕もないほど部活や試験勉強に追われ、こないだ小学生だったと思っていたら、あっという間に高校生になっていて、なんか留学どころではなくなっていた、というご家庭は多いのではないかと思います。(えっ、そんなの、うちだけ?)

今回のお子さんは、中高一貫校に在学中ですが、上のお子さんに「高校に進学したら」とのんびり考えているうちに、子供自身が部活に夢中になってしまい、タイミングを逸してしまった、とのことでした。

これが、中学1~2年生での留学だったら、仮に高校受験をするにしても、帰国してから準備をしてもギリギリ間に合いそうですし、中高一貫校でしたら尚のこと、帰国後の学校生活が慌ただしくなる心配も少なく、この時期の留学というのを、私は考えたことありませんでしたが、確かに良いかも、と思いました。

「中学生のうちに留学」のデメリット

ただ、中学生というのは、かなりしっかりしてくる年頃ではありますが、特に1~2年生のうちはまだ反抗期が終わってなかったりして、まだまだ大人になりきっていません。

うちの次女も、中1まではいろんなドラマがあり、中2になって最近「そう言えば、この頃、落ち着いてきたな」と思うところです。

そんな、情緒が安定していない(英語だったら「emotional roller-coaster」な)時期に、親元離れて遠い外国暮らし、というのは、親も心配ですし、子供も心許ないかもしれません。

また、治安や学校生活の安全の面でも、大人と違って経験値の低い子供を、いくらおうち英語で英語がしゃべれるようになっているとは言え、一人で送り出すのは心配です。

我が家は家族でアメリカに3年滞在しましたが、私達が住んでいた土地で、つい先日、銃の乱射事件が起き、我々家族も衝撃を受けました。

また、学校生活自体の安全も心配で、子供の留学先としてはアメリカは「怖い」と思っていて、一人でアメリカに行かせるならせめて大学生になってから、と思っています。

とは言え、アメリカだって先進国で、紛争地帯でもありませんので、必要以上に怖がる必要もないとは思いますが、中学生を一人で送り出すなら、しっかり調べて安全面の対策をきちんと立てておく必要があります。

 

また、学費の面でも、公立中学だったら学費は(基本)かかりませんが、留学となると私立中学に入れる以上の出費が必要になるでしょう。

そんなこんなで、「おうち英語」と違って「誰にでもオススメ」という訳ではありませんが、親子ともにしっかり覚悟と準備ができていたら、中学生のうちに留学というのは、悪くない選択だと思いました。

「中学生のうちに留学」で得られるもの

中学で留学することのメリットは、一言でいえば「視野が広くなる」その結果「強くなる」ことではないかと思います。

うちの子供達は、アメリカの小中学校に3年間通った、いわゆる「帰国子女」です。

もともと転勤族で、アメリカに行く前から、埼玉、沖縄、東京、と引っ越しや転校を繰り返し、現在は福岡に住んでいる訳ですが、沖縄は独自の文化がかなり色濃く残っている土地とは言え、やはり日本にいるだけでは分からない様々なことを、アメリカで肌で感じて育ってきました。

また、日本以外の学校で教育を受けたことで、日本の教育システムを「絶対」とは思っておらず、また「こっちがダメなら、きっとあっちがあるさ」と思っているようなところがあります。

また、学校など既存の権威に対して、小さな違和感だったら、従った方が面倒が少ないから従っておくけれど、どうしても納得できないことは主張するようなところもあります。

こうした、物事を多面的に見て判断し、多様性を受け入れ、正当な自己主張をする力というのは、今後ますます必要になる、かどうかは分かりませんが、あった方が役立つことは間違いありません。

留学することで、英語だけでなく、こうした力が身につくでしょうし、親元を早く離れることで、自立心や責任感も身につくでしょう。

とは言っても、送り出す親の方も、まだあどけない中学生を単身外国に行かせるのは、なかなか勇気が要るとは思いますが、もしかしたら、中学での長期留学は今後増えるのかもしれない、と思い、ご紹介させていただきました。

この後、ひよこさんには、体験談を書いていただきました(↓)
長期留学についても詳しく書いてくださってます。
中1の娘の長期留学(ひよこさん体験談・前編)
中1の娘の長期留学(ひよこさん体験談・後編)

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