ヒロさんは、11歳(新6年生)と7歳(新2年生)の二人の男の子のママさんで、上のお子さんの妊娠中からかけ流しをされている、おうち英語の10年選手です。
もうすぐ中学受験ですが、英語だけでなく、全てにおいて、ゆったりとした余裕の感じられる教育をされています。
ディズニーの英語システム(DWE)を始めとして、いろんな教材も使ってこられているので、教材の使い方も参考になるお話が沢山あります。
ヒロさんは、Twitterでもおうち英語やママが使える英語表現について、いつも素敵なツイートをされていますので、こちらも是非チェックしてみてください。(ヒロさんのTwitter)
たっぷり書いていただきましたので、どうぞお楽しみください。
現在のおうち英語の様子
5年生と1年生のおうち英語を細々としています。
上の子はDWEを3年生で卒業後、オンラインレッスン(グローバルステップアカデミー)やMagic School Bus のCD、DVDでリスニング、リーディング、シャドーイング、4000 ESSENTIAL ENGLISH WORDS などで、語彙やリーディング、公文のIで文法などをしています。
下の子は、DWEのプレグラジュエーション2を終えて、リーディングと読解練習に Very Easy True Stories や、ORTのCD付き絵本、My Father’s Dragon などを聞いています。
★ 2019年11月追記★
体験談当時小1だった次男も 2年生。
公文では11月中に I II に入る前のテストを受ける予定です。
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おうち英語のきっかけと、子供達の将来のイメージ
私には姉が2人いて、2人とも英語が一般的には堪能な方だと思います。
中東にいた頃に私は日本人学校、2人は中学生だったのでアメリカンスクールに通ったことで、その後の英語との関わりが変わったのかもしれません。
2人とも英語は何か自分がやりたいことの手段として、過ごしています。
一人はオーストラリアでグリーンカードを取得して、働いています。
一人は理系に進んで、仕事先でドイツ人との通訳や社内翻訳はしてましたが、基本的にはビジネスでの英語。
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一方私は、一時期、週4の英語授業(読み書き2会話2)苦労しましたが、英語のリズムや文化、英米文学(ディケンズやオスカー・ワイルド)イギリス映画やミュージカルに傾倒していきます。
英語そのものがとても好きになったのです。
そして、おうち英語のきっかけは、この自分が英語を好き!という気持ちから始まって、身近に英語を生活に使っている姉たちの存在も大きいと思います。
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私が子ども達に求める英語との関わりは、英語を好きになってほしいと言うより、どちらかというと姉たちのような実用的な、英語を通して仕事や趣味、人脈を広げていくことです。
もちろん文学や、演劇、映画に興味を持ってくれて、話がはずむのも嬉しいですが…。
このように、きっかけと、なってほしい将来像がリンクしていることに、ちえみさんから、体験談のお話を頂いて改めて気がつきました☆
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これまでのおうち英語のあゆみ
おうち英語の始まりは、アルクのエンジェルコース。
長男の胎教から2歳まで、BGMのようにしながら聞いていました。
私自身がマザーグースや日本語の童謡を幼少から聴いていて、今でもそらで歌え、家族との想い出につながっているので、子どもにも折に触れて歌ってほしいな、と始めてみました。
こちらは、手遊び歌にもなるマザーグースが2曲。クリスという赤ちゃんとアニーという5歳の女の子のいるイギリス人家庭の会話。グリム、アンデルセン、ペローなどのフェアリーテール2つ。
そしてBGMはモーツァルトのセレナーデなど豪華な内容でした。
ここに収録されていた「ランプルスティルスキンのお話」は、その後、次男が気に入って買ったORTにも、少しずつ部分的に読み聞かせている The Land of Stories にも出てくるので、縁があるお話なのかもしれません。
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エンジェルコースは、今でも時折かけるのですが、「赤ちゃんの時に聞いていたよね」と覚えています。
長男は、0歳のクリスと同じ時期に聴き、弟が生まれてからは、お姉ちゃんのアニー(クリスが生まれて、色々がまんしている)と自分を重ねて2つの立場から聴いていたようです。
このコースで、ライミングのぼんやりとしたアウトラインや、家族でのやりとりを疑似体験して、英語で話すことが自然なこととして根付いたように思います。
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そして出会ったDWE。
本当に親子ではまりました。
赤ちゃんとボールを転がしてこんな風に遊ぶだけで、こんなに嬉しい顔になるんだ。
お風呂でカップスを使って、水を満たしたり空にしたり。
この頃から「I spy something yellow. Is it a duck?」など、DVDの真似遊びから独自の遊びが始まりました。
やり方を教えるよりも、子どもが発見した遊び方にのっかる。
おうち英語の黄金期だったかな…と思います。
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幼稚園に入ってもDWEのかけ流しは続けていて、長期休みにカード(Talk along Card、以下TAC)を全制覇してみようか、ということになりました。
でも、「5枚したらシール貼るよ」という親主導はいまいち軌道にのらなくて笑、イベントで会ったお友達から「朝、園バスに乗る前に TAC 3枚でお話作ってる」と聞くと、俄然、本人の気持ちに火がついて、「早起きしてやる~!」となったりしました。
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そんなある日、ヒアリングマラソンジュニアの改定に伴って旧タイプを1万円でご案内しているという電話がありました。(注:現在はもうない教材です)
5年生が対象の教材とのことで、長男が年長からやっと1年生ぐらいのタイミングでしたが、こんなチャンスだし、アルクさんの教材は信頼していたので、購入したところ、大当たり!
内容は、アメリカ人の女の子がクラスに転入してくるシチュエーションから始まる小学生の生活でしたが、タイミングよく、小学校に一時帰国のハーフの女の子が来て、長男が案内役を務めました。
DVDやCDでの場面とリンクして、生き生きしていたのを思い出します。
(つづく)
次回は、小学校以降のおうち英語の様子です。乞うご期待!
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「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。