オンラインコミュニティ「おうち英語の会」のご紹介

世界の「標準語」英語

出張で東京に来ています。 台風が心配でしたが、飛行機が少し遅れただけで無事やって来れました。

東京に来るといつも思うのが、いつの間にか外国人が増えたなー、ということ。

これだけ外国人が増えると、「日本で英語をしゃべる必要はありません」なんて言ってられなくなりますね。

私がお仕事をさせていただくお客様の中には、例えば、九州で無農薬のハーブを作ってらっしゃる農家の方がいらっしゃいます。

無農薬ハーブみたいなものは、これまで日本人にはあまり受けなかったそうなのですが、「最近は中国を始めとする外国人からの問い合わせが多くて、英語のパンフレットが必要になってきた」とのことで、翻訳のご依頼をいただきました。

最近は、世界中の人が、Google翻訳で欲しい物を探して、良さそうだと思うと、メールで問い合わせをするのです。 その時の言語は英語です。

この農家のお客様は50代ぐらいの男性の方なのですが、 「最初に英語のメールが来た時には、ぶったまげましたが、もう随分慣れました。 それにしても、先祖代々、九州の田舎で百姓をやってきて、今さら英語が必要になるなんて思わなかったですよー」 とおっしゃいます。

私も出身は九州で、本州出身の夫が聞いたら「半分ぐらいしか分からない」というようなコテコテの九州弁がしゃべれるので(笑)、もしかしたら、この農家の方とも九州弁が通じるかも?と思うのですが、打ち合わせをする時には、お互い(多少の訛りはあっても)標準語をしゃべります。

今日はホテルに泊まっていますが、先日は、東京で旅館に泊まりました。 外出から帰って、玄関で外国人に会ったので「どちらから?」と声をかけたら、英語が母語でない北欧からの旅行客でした。

ホテルだったら英語ができる従業員がいても驚かないのですが、こちらの旅館のおじさん(失礼)も、こちらがびっくりするぐらい(日本語アクセントはありましたが)流暢な英語で対応されていました。

いろんな方言をしゃべる日本人にも「標準語」があるように、世界の「標準語」が今や「英語」になったんだなー、と身の回りで実感することが増えてきました。

そして、日本にも英語のできる人が増えてきたなー、としみじみ思います。 とても良いことだと思います。

これからの子供達には、「日本語が先か、英語が先か」のような不毛な議論の犠牲にならずに、「日本語(母国語)でしっかり思考し、英語(標準語)でもコミュニケーションが取れる」人になってほしいと思います。

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