今日は、ちょっと季節外れですが、10月のメインイベント、渡米後最初のハロウィーンの様子です。
(当時のハロウィーンの写真をコチラとコチラの記事にもUPしています)
10月に入ったら、学校じゅうがハロウィーンの飾り付けになり、宿題も学校の勉強も、ハロウィーンに関係した物が増えた。
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10月14日(日)コーンメイズ
この時期、あちこちの農場で子供の遊べる遊具(ゴーカートなど)が沢山設置され、子連れで1日遊べるようになっている。
その中の一つに出かけて、トウモロコシ畑の迷路で遊んだり、カボチャ畑で「カボチャ狩り」をしてカボチャを買ってきた。
アメリカ人はみんな、巨大カボチャから小さいカボチャまで、山ほどカボチャを選んでいて、「あんなに沢山どうするのかな?」とこの時は思っていたが、後に、カボチャ提灯(Jack-o’-Lantern)にしたり、庭先のディスプレイにするということが判明。
たとえば、4人姉弟のいる隣家では、家族6人がそれぞれ自分のカボチャに顔を描き、パパがナイフで綺麗にくりぬいて、中に電飾を入れて、玄関先に飾っていた。
とにかくこの時期、どこの家でも玄関先や前庭には、やたらとカボチャが飾ってある。
ハロウィーンが近づくと、1年生の次女のクラスでも「カボチャを持ってこい」という日があり、授業中にあの提灯を作ることになったので、このコーンメイズで収穫してきたカボチャを持たせた。
学校の授業では、結局、時間切れで上を切って種をくりぬいただけで終わったようだが、くりぬいた種は先生がオーブンでローストしてくれ、クラスで食べて残ったものは家にも持ち帰ってきた。
これが香ばしくてなかなかおいしい。この季節の伝統的な子供のおやつらしい。
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10月26日(金)小学校の「Fall Festival」
日本の小学校のバザーと似たようなイベントで、PTAの資金集めを兼ねていて、ゲームや飲食はチケット制。
日本とちょっと違うのが、金曜日の夜開催というところ。
自由参加だが、子供達は仮装をして行き、仮装コンテストも行われる。
皆に「Vote for me!」と言いまくったロビー活動が功を奏して、長女が3位に入賞し、近所のピザ屋の$20ギフト券をゲットした。
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10月31日(水)ハロウィーン
いよいよハロウィーン当日。
学校へも朝から仮装して登校するが、これはハロウィーンのためではなく、一応「Red Ribbon Week」(レッドリボン週間:ドラッグ防止週間)の一環で「Scare drugs out of your life!(ドラッグを怖がらせて人生から追い払え)」ということになっている。
ハロウィーン当日のこの日、我が家はなんと日本からの出張者のための接待だったので、私も夫も子供を trick or treat に連れて行けず、でも、近所のお母さんが自分の子と一緒に連れて行ってくれると言うので、ありがたくお願いした。
我が家も、日本からの出張者をもてなす食事会をしていたので、仮装でゲストをお迎えし、食事会の最中も、ベルが鳴るたびに玄関を開けてお菓子を配り、と大忙しだったが、思いの外たくさんの子供達が訪れて、途中でお菓子が足りなくなってしまい、その時点でハロウィーンの飾り付けを片付けて玄関の電気を消した。
(前庭の飾りつけと玄関の電気が「この家は trick or treat に来ていいよ」の合図)
子供達も、1時間ほど道ジュネーして、袋いっぱいのお菓子をもらい、大満足、大興奮で戻ってきた。
私達が住んでいた土地は、もともとメキシコだったのが、国境で隔てられて半分アメリカになった都市だったので、ハロウィーンの日には、子供連れで国境を越えてメキシコからお菓子をもらいに来る家族が沢山いました。
お菓子は沢山用意していたのですが、想像を上回る人がベルを鳴らしてやって来たので、思ったよりてんやわんやで、お菓子配りはゲストにお願いすることになり、しまいには足りなくなってしまったのですが、日本からのお客様にもアメリカのハロウィーンを楽しんでいただけたのではないかと思っています。
アメリカには、一軒まるごと季節限定ショップに変わる店がよくあり、ハロウィーンの時期は仮装の衣装を売る「ハロウィーン・ストア」になり、それが終わると「クリスマス・ストア」になったり「イースター・ストア」になったりしていました。
日本にも伝統的な祭りが沢山ありますが、ハロウィーンは、日本の祭りとはまた違う意味で、「お祭り好き」なアメリカの国民性にピッタリ合ったお祭りだと思いました。
ちなみに、メキシコもハロウィーンをやるそうですが、メキシコ人のママ友によると「メキシコのハロウィーンは、アメリカとは違って Real Food を用意する」とのことで、それを聞いた時には笑ってしまいました(笑)
(ハロウィーンに限らず)アメリカの食卓は、大抵「ピザ」とあとはメキシカン・フードで、家で料理した Real Food (ちゃんとした食事)にお目にかかるのは珍しいことでした。
少し古い体験談ですが、海外で子育てされている方、これから海外駐在の予定のある方の少しでも参考になりましたら幸いです。
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