エリさんは「おうち英語の会」にご参加いただいて1年以上の会員さんです。
お子さんは現在、小2の女の子。
国際感覚あふれる子育てをされているご家庭です。
この夏休みに、親子でロンドンに行かれ、現地のサマースクールに参加されたので、その様子も交えて、体験談を書いていただきました。
たっぷり書いてくださいましたので、読み応え十分です!どうぞお楽しみください。
ロンドンのサマースクールに参加して
現在、娘は小学2年生です。
毎日の英語はパルキッズジュニアと時間が許す限りのインプット(動画や絵本)をやっています。
以前はDWEやディズニーアニメ(映画)を視聴していましたが、一度観だすと最後まで観たい!となってしまいがちなので、ちょこちょこ隙間で見せています。
あとは、寝る前の読み聞かせ。今はロアルド・ダールのEnormous crocodileを少しずつ読み進め、毎晩の楽しみになっています。
それ以外は(まだ知ってる人の方が少ないと思うのですが)アクティメソッドという、タイピングで語彙を増やす(スペルも覚える)というお教室に通っています。
こちらは日英直訳なので、私が理想とするおうち英語の進め方とは異なりますが、語彙を増やすには便利なツールで、何より娘が楽しいらしく「続けたい」というので継続中です。
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これまで娘には、インプットにフォニックスなど、家で私ができる限りのことをやり、母国語と同じように日常で吸収してもらえるよう努力してきました。
私が親としてできる事、彼女に英語という言葉の根底に敷き詰めておく事はある程度できていたのですが、少し煮詰まってきたので、「そろそろアウトプットを!」と、この夏は思い切ってサマースクールに初参加させました。
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行先は英国ロンドン。
ロンドンを選んだ理由は単純で、私がその昔ロンドンへの留学経験者だから。
そんな理由ですが、その選択は間違っておらず、日々の食事や日用品の買い物、観光する先、子どもと楽しめるところ、移動手段などなど、異国で過ごすのに不安なことを8割は減らすことができ、結果としてよかったなと思っています。
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サマースクールのクラスは、娘が早生まれで小さめということもあり、一番小さなクラスに入りましたが、本人にとってはその誤算が逆にプラスに作用して(苦笑)、クラスの中で一番英語ができる!
『褒められて伸びるタイプ』なのはわかっていましたが、一番できるからもっとがんばる!と、躍起になった彼女は一人ペラペラしゃべりだし、アウトプットさせる場としてはかなり成功した体験となりました。
もしも上のクラスに入っていたら、しゃべるのも読むのも書くのも、もっと上手な子がいて気後れしていたかもしれない、と、この誤算には感謝です。
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サマースクールでは、テキストも使いましたが、あとはナーサリーのような雰囲気、(教室前がガーデン)で、レッスンしてはブレイク(持参したおやつ)、ランチ、と遊び半分でした。
事前にカリキュラムはわかっていましたし、娘の性格にはぴったりで…、ぴったりすぎて、
「そうだった、この子にはこういう空気の学校が伸びるんだった」と改めて思いました。
日本人は比較的少ないと思っていたら、駐在員家庭のお子さん達が(夏休みも英国に滞在し)通っていて、口コミで拡がってる感がありました。(なぜなら皆さんお知り合いのようでした)
ウチも「どちらにお住まいですか?」と2度ほど(日本人とトルコ人から)尋ねられました。
サマースクール最終日には全クラスで出し物をして保護者が観覧しました。
そのあとは打ち上げのようなパーティーをガーデンで。
典型的なサマースクールです。
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驚いたのは、娘が一気に英語をしゃべりだしたことです。
会話という実践がないと(親と会話は実践じゃないみたいですね)言葉は魂が入らない、と思い知った瞬間でした。
自分の意志を自分の口からポロポロ出し始めたと思ったら、そこからは会話文。
普通に話し出しました。時間は全く要しませんでした。
それはきっとインプットしてきた結果だと思っています。
ちえみさんがおっしゃっているインプットの大事さ・かけ流しもここで生きると思いました。
楽しいことを思い付いた!
アイデアを伝えたい!
友達とわかり合いたい!
先生に褒められたい!
会話を促すのにはこれらが一番だな、と実感しました。
(つづく)
次回は、サマースクールから帰国後の様子と、これまでのおうち英語を振り返ってくださっています。乞うご期待!
「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。