子供の英語にカタカナは要らない(フォニックスも急がない)

先日、フォニックスの記事を書いたら、「おうち英語の会」の会員さんから、フォニックスに関するご質問をいただきました。

通ってる英会話教室でフォニックスをやり始めたんですが、悪影響ありますか?

こちらの会員さんは、もともと小学生低学年のお子さんを英会話教室に通わせていらっしゃったのですが、「英会話教室だけじゃ身につかない?」と疑問を持って「おうち英語の会」に入会され、最近、お手持ちの教材などで「かけ流し」も始められたばかりです。

「家でのかけ流しができていれば、そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ」とお答えしたのですが、気をつけた方がいいのは、「英語にカタカナのフリガナがふってないか?」ということです。

おうち英語に「カタカナ」は百害あって一利なし

さすがに最近は、英単語にカタカナでフリガナをふってある教材は、ほとんど見なくなりましたが、それでも、わざわざ先生がカタカナのフリガナをつけてしまうケースがあるそうです。(かなり工夫はされているそうですが)

カタカナも、かけ流しなどでしっかり英語の音を習得している子だったら、そんなに問題はありません。

でも、英語の音をまだしっかり習得していなくてカタカナが読める子の場合、カタカナが目に入った途端、英語の音を聞いても、頭の中で日本語の音に変換されてしまい、英語の部屋(英語回路)ができにくくなります。

もちろん「自我」で勉強させて「外国語」としての英語を上達させるのであれば、それでもいいのですが、このブログで目指しているのは「第二の母国語として日本語を覚えるのと同じように英語も覚える」おうち英語ですので、それにはカタカナは「百害あって一利なし」です。

英語と一緒にカタカナが目に入ることのないよう、気をつけてください。

「フォニックス」を早く与え過ぎる弊害

フォニックス自体は、本来カタカナは一切使わず、英語の音とアルファベットを同時に与えるものです。

それでも、小学生以上の子供は、日本語のバリアができ始めているので、英語回路ができていない場合、音よりも文字に意識がいってしまいがちになります。

そうすると、英語の音を聞いているのに、頭の中で文字(アルファベット)に日本語の音(カタカナ)を当てはめてしまうこともあります。

また、「フォニックスが良い」ということで、音の入力が十分でないところにフォニックスで英単語を読めるように進めてしまうと、「英語は読めても本は読まない」状態になることもあります。
(参考:「読解力と音の関係(バイリンガルの育て方・その17)

ですので、フォニックスのような「文字中心の読みの取り組み」は、日本語の文字が読めるようになっている子供には、英語の音が十分入ってないうちに導入するのはお薦めしません。

フォニックスは「英語の音」が十分入力できてから

フォニックスは、急ぎ過ぎるよりは、むしろ遅らせる方が、最終的には「自然な英語習得」の道をたどります。

小学校低学年までは、英語の読みをそんなに急がなくてもいいので、フォニックスを導入するなら、かけ流し(音による英語回路の獲得)より少し遅れて(または同時並行で)導入する方がいいでしょう。

フォニックスで読ませようとするのではなく、音源付きの絵本などを使って、音中心で「ついでに文字にも触れさせる」ぐらいの取り組みを続けていくと、最初はぼんやりですが、自然に文字と音が結びついていき、そのうち「読み始め」の兆候が出てくるはずなので、その時にフォニックスを投入してあげると効果的です。

そんな風に読みを習得していった方が、将来的には、洋書の読書を楽しめるようになります。

ただ、日本語でもまだ文字が読めない幼児に、音の入力と一緒に与えるのなら、早くからフォニックスを導入してあげても構いません。

まとめ:カタカナに気をつけて、読みも「音」から

「外国語」として英語を上達させたいのではなく、「第二の母国語」として、日本語を覚えたのと同じように英語を覚えさせないなら、カタカナを一緒に与えないように注意して、また、文字から読みに入らずに音から読みにつなげていけるようにしましょう。

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