確定申告、やっと終わりました。(提出直後は放心状態でした。すぐに次の予定があって、現実に戻りましたが)
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さて、高1長女が
あまり子供の成績にコメントはしないようにしてるんですが、ちらっと見たら国語も数学もごく平均的な成績だったので、思わず
「えっ、そんなに良くないじゃん?」
と言ってしまい、内心「しまった!禁句を言ってしまった」と思っていたら、珍しく長女ひるまず
(Gakken ハイレベルテスト というテストでしたが、どんなテストなのか、うちは塾に行かせたこともないので、私はこういう情報に疎く、詳しく調べる余裕も情熱もありません)
まあ、好きで好きでたまらない教科ならともかく、高校生がそうでない教科までまんべんなく勉強する理由なんて、ほとんどが成績のためだから、本人にしてみれば、偏差値がハイレベルテストで平均ならそれでいい、ということなのでしょう。
それでも、それがきっかけで勉強して知識が広がり、能力が上がっていくのなら、親としてもそれはそれでいいのですが、テストの点数は、ある意味「他人の評価」です。
そればかりに一喜一憂せず、学校という学びの場にいる間に、どれだけのものを学べるか、を忘れてほしくないと思います。
もちろん親の方も(成績がどうでもいい訳ではありませんが)数字に表れないところで、どんなことを学び、どんなことを身につけているのかをしっかり見ていかないといけないと思っています。
進学校とは言え、学校では、ほとんど毎月のように何かのテストをやっている感じですが、こんなにテストをやる必要が本当にあるのでしょうか?
また、習熟度を見るためにテストをやるのはいいとして、毎回そこに偏差値や順位を載せる必要があるのでしょうか?
この日本の教育システムでもうすぐ大学受験を迎えようという子供を抱え、そんな疑問を抱く今日この頃です。
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ところで、おうち英語で「テスト」と言えば、英検ですよね。
我が家がアメリカに行く前におうち英語をやっていた頃は、まだ今ほど英検ブームが過熱していなかったこともあり、子供に英検を受けさせようと思ったことはありませんでした。
小学校に上がってから、自分で「もう英語しゃべれなくなった」と言っていた長女でしたから、英検でも受けないことには英語ができることは誰にもバレませんでした(?)が、英語の番組を喜んで見て、パルキッズジュニアの英文を毎朝音読していたので、英語を理解しているのは明らかでした。
そしてそれを証明するように、長女小4、次女小1の時に、アメリカに行くことになった時には、おうち英語でバイリンガルに育っていた子供達には、英語の苦労はありませんでした。(親には英語の苦労がありました)
その後、日本に戻り、長女はノー勉で英検準1級に合格しました。
でも次女は、先日英検準1級に落ちました。
ただ、それは語彙(と知性)が足りないからで(笑)、次女もバイリンガルであることに変わりはなく、英語のテレビ番組や The Land of Stories などの子供向けの洋書を楽しんでいます。
そんな次女が、英検準1級に落ちたから、もう英語ができなくなった、とは思っていません。
アメリカに住んでいた頃に比べると、さすがに流暢さは失われましたが、英語力そのものは、少しずつ子供英語を抜け出してきていると思います。
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以前「バイリンガル育児と英検」にも書きましたが、私は「英検は、英語ができない人が受けるテスト」だと思っていて、私のように最初は英語ができなかった人(と言うか、最初から「外国語」として学び始めた人)が、勉強して少しできるようになった時に、その成果を測るために受けると良い、と思っています。
ですが、おうち英語で英語を「第二の母国語」として育つ子供は、英検で成果を測ったり、英検を目標にする必要はなく、だけど英検でやる気にさせることができたり、英検がモノを言う状況であれば上手に利用すればいいと思います。
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英検も含め、テストは所詮「他人の評価」です。
ハイレベルテストの偏差値にも英検の合否にも振り回されずに、我が子に必要なことを見究めていける親でありたいし、子供が親の私達には未知の分野に進んだ時には、ハイレベルテストや英検のような「一斉テスト」ではなく、信頼できる人に見極めてもらえる環境を用意してあげたいな、と思っています。
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ちなみに、長女のハイレベルテスト、普段は全然勉強してない英語の全国順位は受験者約2万人中34位で、成績ラインも最高でした(本人の了承を得て公表)
長女の英語にもまだまだ足りない所は沢山ありますが、それは「今すぐ」でなくてもいいことだし、何より、日本の大学受験でほとんど英語の勉強をしなくて済みそうなのは、本当に良い話です。
「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。