今回は、私も気になる「中学での留学」について詳しく書いていただき、最後に中学生ママからのメッセージをいただきました。
次女が留学することになった経緯
現在、中1の次女を2020年1月から1年間NZの公立学校に留学させる手続きをしています。
まだ、中1での1年留学は珍しいかもしれませんが、次女においてはメリットの方が多く本人が希望したので、小6の時には決めていました。
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最初は、長女の高校留学について調べていたところ、中学留学だと留年しないし、帰国後高校よりは勉強の遅れも取り返せそうだし、メリットが多い!と気づき、長女に提案しました。
しかし親の思いは外れ、長女からは、「部活を頑張ってるのに1年も休みたくない、勉強も遅れるし〜デメリットの方が多い…留学への憧れはあるけど長期休みに1ヶ月くらいなら」と言われました。
確かに、中1も終わる頃になると、学校・部活・寮での人間関係もしっかりでき、日々の忙しさを思うと、余程の意志が無いと1年間の留学には踏み切れないなと思いました。
が、長女は将来のことも、進路のことも、かなりのボンヤリさん、視野を広げてほしいので短期留学を検討中です。本人も1ヶ月くらいなら行ってみたいと言っているので。
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本題の次女ですが、長女と違ってすでに志望大学もあって、国際系の学部らしいです。
大学入試が今後どのようになっていくのか不明な点が多いですが、国際系の大学入試を見据えて、中1での留学は、視野を広げること、英語の重要性を体感すること、異文化から多様性を学ぶことなどにおいて、メリットが多いと考えました。もちろん英語力upも。
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また、留学の手続きにおいてもメリットがありました。
それは、中1の留学は少ないので、留学先の空きが多いこと、そして、留学先に求められる英語力が高くないことで、学年が上がると求められる英語力も高くなる学校が多いようです。
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中1留学のデメリット
これまでメリットばかり書きましたがもちろんデメリットもあります。
・未熟な面も多いので生活面の心配
・健康面の心配
・治安の心配
・経済的負担
・帰国後の学校での居場所
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心配事は考えれば考えるほど湧いて出てきますが、寮生活もしていますし、これまで育てた次女の生活能力とコミュニケーション能力を信じて送り出します。
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留学に関する手続き
こんな感じで中1での留学は決まったのですが、意外にも手続きは簡単です。
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① 留学先の国を決める
② エージェントを探す、決める
③ エージェントに学校などを相談する
④ 見積もりをもらう
⑤ 留学する学校を決める
⑥ 在籍校に留学することを相談する
⑦ 教育委員会に確認する(してもらう)
⑧ 英文成績書と学校長の英文推薦書を作成してもらう
(中1で留学したい場合は、小6の英文成績書を卒業時にもらっておいた方が良い)
⑨ 留学の申込書とその他書類をエージェント経由で提出
⑩ 費用の支払い(海外送金)
⑪ 学生ビザ関連手続き/航空券購入/留学保険の加入
(エージェントから指南があります)
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↑この程度です。
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また、経済的なことですが、うちの場合全部込みで、約320万円です。
(学校に支払う授業料・ホームステイ費用・エージェントに支払う費用・学生ビザ申請関連・航空券・留学保険・1年間生活費)
今は円高なので、もう少しお安くなるかもしれません。
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注意は、学生ビザを取得する時に必要な銀行の残高証明です。
この残高は、授業料やホームステイ費用などを支払った後の残高で、NZ1年間の場合、15000NZドル以上(片道航空券の場合16000NZドル以上)必要になります。
経済的負担はかなり大きいですね。
これが、高校での交換留学になると2/3くらい?だと思います。
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中学生を持つママからのメッセージ
これまで、「おうち英語」と「中1での留学」についてとりとめもなく書いてきましたが、中学生にもなると、本人の意志です。
自分が納得しない限り、親の言うことなんてききません。
親としてできることは、興味を持たせること、情報を与えること、刺激を与えることだと思います。
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長女は1年の留学はしませんが、長女の英語学習に刺激を与えようと、「おうち英語の会」で情報を頂いて勉強させてもらってます。
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中学留学については、メリットも多いですが、本人が中学で留学したいと思うか!に尽きると思います。
お子さんが望むなら、今はたくさん情報もありますし、手続きの殆どがスマホで完了するくらい簡単なので安心してください。
以上です。
(体験談終わり)
ひよこさんが書いていらっしゃる通り、留学に限らず、中学以降は何事においても、本人のヤル気や意志がないと、親が強制することはできなくなっていきますが、お子さん達が小学校のうちに、海外旅行やホームステイなど様々な経験をさせて、興味を引き出してこられた様子は素晴らしいです。
海外留学で多様な文化に触れ、視野を広げる経験は、英語力の向上だけでなく、これからの世界を生き抜く力を養ってくれるでしょう。
ひよこさんは、Twitterでも娘さんの留学について、リアルタイムでツイートされていますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。(ひよこさんのTwitter)
ひよこさん、お忙しいところ、どうもありがとうございました!
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