昨夜は、出張先から急いで空港に向かい、飛行機で夜遅く自宅に帰り着いたら、家の中はぐちゃぐちゃで、次女の相手で疲れ切った長女の愚痴をひとしきり聞かされる羽目になりました。
私の出張が増えてきて、母親の不在に家族も慣れてきたかな?と思っていたのですが、まだまだ、お母さんなんかいなくても全然平気、という感じでもないようで、早く解放されたいような、ちょっとホッとしたような…(笑)。
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ところで、仕事で知り合った方から面白い話を聞きました。
最近は、クラウドワーキングという働き方があり、翻訳や通訳も時々(というよりも最近は頻繁に)求人が出ています。
ですが、日本のクラウドソーシングサイトで募集している仕事は、単価が低くて「とてもやってられない」ので、私はやったことはありません。
仕事仲間と話していても、「登録だけはしたけれど、単価が低くて請ける気がしない」という声もよく聞きます。
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ところが、この方は、海外のクラウドソーシングサイトで(通訳・翻訳ではない)仕事を請けてらっしゃるそうで、自宅からできる同じ内容の仕事でも、外国(英語)のサイトからだと単価が2倍、3倍なのだそうです。
そう言えば、クラウドソーシングではないのですが、私も海外のエージェントから通訳や翻訳の仕事を請けることがありますが、だいたい日本のエージェント経由の1.5倍という印象を持っていました。
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それでどんな仕事をされているのか、詳しく伺うと、名だたるグローバル企業(例えば、私もいつも本を買っている密林とか)や、そういう会社のエグゼクティブなどからの様々な仕事で、報酬が良いだけでなく、仕事内容も「へぇ~、面白そう!」というようなものが沢山ありました。(もちろん、そんな仕事ばかりではないでしょうが)
中には、「日本企業のカスタマーサポートセンターをアフリカに作るんだけど、オペレーターはアジア人がアジアから在宅でやり、その日本語のチェックを日本人が日本から在宅でやる」なんてのもあるそうです。
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この方は、現在はフリーランスで海外のクラウドソーシングのサイトから仕事をされていますが、その前は普通に求職活動をされたそうです。
ですが、高卒で年齢も50歳を越えていたので、日本の会社ではなかなか希望の仕事に就けず、結局この仕事に落ち着いた、とのことですが、「この仕事なら時間も自分の自由に働けるし、職場の人間関係に余計な気を遣うこともないし、報酬も良いし」結果的に普通の会社に就職しなくて良かった、とのことでした。
そう言えば、最近の求人は、特に伸び盛りの企業で、英語力は一定のレベルを求めながら、学歴は「不問」というケースが増えたな、と思います。(例えば、今やほとんどの日本人が使ってるL●NEとか)
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私が話を聞いたこの方は、英語のエキスパートではないのですが、「オンラインで仕事を受けるには、別に通訳級の英語ができなくても十分」と言われます。
それでも、英語の求人、英語のサイトに尻込みしないだけの英語力があったので、チャンスをつかむことができたのは間違いありません。
これからの時代、学校の勉強も大事だけど、英語とコンピュータと(言語に関わらず)コミュニケーションのスキル、この3つは我が子にも身につけてほしいな、と改めて思いました。
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