「今月中」「月末まで」にやらないといけないことを後回しにしていたら、なんと月末が来てしまい、テンパっているちえみです。OMG!
中にはいろんな「お役立ち情報」があって、
「○○したければ、これをやるといい」とか
「○○には、これを使うと便利!」とか
確かに、それができたらすごくいいだろうな~、というメソッドやツールが次々と飛び込んできます。
でも、苦手なことって、なかなかできなくないですか?
私の場合、翻訳ソフトやマクロなどの「ツールを駆使して翻訳する」とか、経理ソフトで「確定申告を自動で」というのがどうも苦手で、上手に使えばすごく効率が上がると思うのですが、それを勉強する時間もなくて、結局、帳簿は簡単な計算式を自分で入れたExcelで管理し、翻訳の周辺作業もWordの基本機能だけでやっています。
便利ツールを使うことが目的なら、それを使えるようになる必要がありますが、目的は「仕事の遂行」なので、他の人にはどんなに便利で役に立つツールでも、私にとっては、それを使えなくてストレスをためるより、もう「使わない」と決めて、洗練とは程遠い地道な作業の繰り返しで、とにかく〆切りに間に合わせています。
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おうち英語もこれと似たところがあるかもしれません。
最近は、英語育児の情報が多くて、語りかけをしたいと思えば、「語りかけ表現集」がネットでいくらでも手に入るし、英会話レッスンを受けさせたければ、Webレッスンがすぐできるし、読書をさせたいと思えば、洋書の児童書もすぐに注文できるし、子供の英語力向上のために「これをやると良い」というものが、手の届く範囲にいくらでもあります。
子供に英語で語りかけるのも、英語絵本を読み聞かせるのも、英会話レッスンや英語サークルに連れて行くのも、楽しくできる(または苦にならない)場合は、積極的にやってあげればいいと思います。
でも、できないことを無理してやる必要もないと思います。
おうち英語の目的は「語りかけ」でも「読み聞かせ」でも「英会話レッスン」でも、もちろん「かけ流し」でもありません。
おうち英語の目的は「バイリンガルを育てる」ことです。
そのためには、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と、できないことでストレス溜めてしまうより、まずは必要最小限のことをやっておけばいいのです。
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くどいようですが、子供は言葉を覚える本能を持っています。
その本能が働く環境を作ってあげること、それさえできていれば、おうち英語の目的は達成されています。
その本能が働く環境とは、英語の音が聞こえてくる環境です。
(参考:「『おうち英語』と『かけ流し』の本当の意味)
毎日、英語のテレビ番組をかけるだけでもいいのです。
まず、英語の音環境さえ整えてあげれば、子供の脳は英語の部屋を作ります。
英語の部屋さえ作っておけば、あとは大きくなってから、学校が子供に英語を教えてくれますから、それまでに入力したことが整理されていきます。
(参考:「私がおうち英語されていた」)
肩の力を抜いて、おうち英語を続けてくださいね。
(関連記事:「おうち英語、答えは子供が持っている」)◆
「おうち英語で子供をバイリンガルに育てたいけど、一人でできるかどうか不安」というお母さん(お父さん)のために「おうち英語の会」をやっています。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。