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「おうち英語」流・中学生のための英語レッスンをレポート:小中学生のおうち英語②

皆さんこんにちは!

「おうち英語の会」会員、ブログ担当のスプです。

前回は「小学5年生スタートのおうち英語っ子の現在」ということで、小学5年生で英語を始めた中学生のお子さんの様子をご紹介しました。

小学校高学年スタートでも、十分におうち英語の恩恵を感じる学生生活を過ごせているとのことでした。

さて、今回は中学生スタートで短期集中コーチングを受けたお子さんのエピソードをご紹介したいと思います♪

 

「おうち英語」流・中学生のための英語レッスン

「おうち英語の会」では、おうち英語されてこなかった中学生以上のお子さん向けの「おうち英語っ子に追いつくための英語レッスン」をご紹介しています。

講師は、児童英語講師の資格をお持ちで、「おうち英語の会」の会員さんでもある、古川めぐみさんです。

レッスンの詳細はこちら↓↓の記事をご覧ください。

「おうち英語」流・中学生のための英語レッスン

【この講座のねらい】(上記記事より一部抜粋)

英語を「使える」状態にするには「英語を英語のまま受け取り処理できる」英文処理の「型」を身につける必要があります。(この、英文処理の「型」を身につけることを「英語脳を作る」と呼んでいます)

この英文処理の型を身につけるには、頭で考えて理解し覚える「勉強」では無理で、スポーツや楽器と同じで、体に覚えさせる「トレーニング」が必要です。つまり、大量の英語(の音)を耳からインプットし、さらにはアウトプットすることでしか身につけることはできません。

帰国子女や留学経験者が英語ができるようになるのは、日本語を排した環境で大量の英語を耳からインプット、そしてアウトプットする経験をするからです。

日本にいても、大量の英語を耳からインプットし、さらにはアウトプットも伴うトレーニングを行うことで、いくつになってもこの英語処理の型を身につけることは可能です。

このレッスンでは、毎週家庭で取り組むトレーニングを宿題に出します。
宿題は、日本語による単語の暗記や文法学習を伴わずに、大量の英語のインプットとアウトプットを効率よく行う内容で、小学生時代は英語に触れてこなかったお子さんでも、おうち英語っ子が身につけている「英語を英語のままで受け取る力」を身につけていくことができます。

レッスンをペースメーカーにして、モチベーションを保ちながら毎日の宿題を進めることで、「日本語を介して理解する」のではなく、英語は英語のまま(直読直解、直聴直解)理解できる「英語脳」を育てます。

おうち英語っ子が幼いうちに済ませているこの「英語脳」を手に入れたら、あとは語彙を覚えたり、文法事項を整理するといった、その後の英語学習の効率が格段に良くなります。

おうち英語っ子に負けない「本物の英語力」をつけていただける「おうち英語」流のレッスンです。

 

レッスンの様子をご紹介

生徒さんのご紹介

今回の記事でご紹介する生徒さんは、現在中学2年生です。 

小学校時代に英語は勉強しておらず、中学校に入ってから学校の授業でスタートし、レッスンを受ける前は英語を苦手に感じていたということでした。

そんな中、今年の夏に学校のカリキュラムで数週間海外へホームステイに行くことに!

そこで、生徒さんのお母さまより、ホームステイへ行く前に「おうち英語方式で英語学習をさせてみたい」というご希望があったことが、今回のレッスンのきっかけだそうです。

 

レッスン内容

簡単に今回のレッスン・コーチングの内容をご紹介します。

  • 教材は7day-English を使用。144レッスンある中から、毎週課題として指定された範囲を読み、その習熟度をレッスンで確認する。今回は2か月で144レッスン完遂。(素晴らしい‼)
  • 留学へ出発するまでの期間限定、11回/2か月のレッスン。
  • 課題に指定された範囲のレッスンを毎日学習し、その記録をつけてもらう。
  • レッスンでは、1週間で学習してきた範囲から講師古川さんがランダムで指示した箇所を生徒さんに読み上げてもらい、練習の成果を確認。その際の生徒さんの様子・習熟度に合わせ、より精度を上げた音読が出来るようコーチングが行われる(文字と文字を繋げて読むブレンディングについてなど)。
  • 今回は留学へ向けてのレッスンだったので、7day-Englishの他に、留学先で使える日常会話も練習。
  • レッスンの際は毎回 講師・生徒ともに0-100%で到達度の評価を行った。2か月間での成長を数値化することで生徒さんのモチベーションを維持。

 

古川さんによりますと、今回は大変耳が良い生徒さんで「文字を目で見ずに、音を聞いて真似をする」ことがお上手だったので、その長所を強化していく方法でレッスンを進めたそうです。

お子さんの個性・特徴に合わせ長所を活かすような指導を受けることが出来るのは、個人レッスンのよいところですね♪

 

英語レッスンを受けての変化

レッスン受講時の変化

最初の頃は初対面で緊張されていたせいもあってか、自信がなく控えめなご様子だったそうです。

また初回レッスンでは7day-Englishのスピードについていけず、あっという間にテキスト読み上げの音声だけが先に進んでしまい、目で追っていても耳で聞いていても、どこを読んでいるか分からなくなってしまうような状態。

しかし、3回目のレッスンあたりで7day-Englishのスピードについていけるように!

文字は追わず、耳で聞いた音だけを真似て声に出すという方法を導入していましたが、その方法が生徒さんにあっている!と、古川さんはこの3回目のレッスンで感じたそうです。

5-6回目のレッスンでは、事前課題の範囲外である初見の文章にも対応できるようになっていたそうです。
会話文で構成されているストーリーを選んだ際などは、センテンスが短いこともあり、初めて聞いた音声を聞き取りリピートすることが出来るように!
生徒さんご本人も、会話文にはついていける!という実感を持てている様子だったとのこと。

そして最後のレッスンでは、1つのストーリーを読み上げるのに5分近くかかる長いものもあったけれど、教材のスピードにほぼついていけるようになっており、大変成長を感じたそうです。

レッスン以外では、学校の授業でリスニングをした際に何を言っているか分かるようになった!!という実感があったそう。7day-Englishを短期集中で取り組んだことで耳が慣れてきたのですね。

「何を言っているか全然分からない」状態から、「学校の授業のリスニングは分かる」状態になるというのはとても大きな変化ですね!
中学生にとって、学校で評価されるというのはおそらく非常に大きなモチベーションになりますよね。今回の生徒さんも、毎日頑張って勉強している成果を実感できたそうです。

自分の意志で学習する年齢のお子さんにとって、努力したことの成果が目に見える形で評価されるというのは、学習継続のために必要なことですね。

 

留学後の感想、その後の英語レッスン

2か月間の英語レッスンを経て、しっかり準備をし、自信をつけて短期留学へ出発した生徒さん。
帰国後はどのような様子だったのでしょうか??

留学後の感想を生徒さんに感想を伺ったところ、

英語が思っていたよりも早くてびっくり!それでも、自分の言いたいことが伝わってコミュニケーションが取れたことはとてもうれしかった。

だそうです~!2か月前には「英語は苦手」と思っていた生徒さんとは思えないですね✨

 

レッスンや7day Englishの日々の取り組みにより、英語の音への耳慣れや口慣れは進んでいたと思うので、それがコミュニケーショを取れた!と本人が感じられる助けになったのでは。

と、古川さんは思っておられるとのことでした。

今回の英語レッスンは留学に向けて始めたものでしたが、帰国後も教材をRaz kidsに変えて、英語レッスンを続けておられるそうです。レッスン内容はRaz kidsでの多読支援の他、TAGAKIでの書く取り組み、そしてフリートークでの英会話もされているそうです。

 

講師 古川めぐみさんからのコメント

中学生になってから英語を始め、英語を苦手だと感じているお子さんでも、取り組み方次第で、まだまだ伸ばせる可能性がある!と実感できるレッスンでした。
1人で続けるのが難しくても、伴走者がいれば、走り続けやすくなります。
今回の生徒さんは、お母さまも協力的で、一歩さがったところから、息子さんを見守り、必要な時に最低限のことだけを息子さんへさりげなくお声がけくださっていました。
生徒さん、お母さま、先生の3人で最後まで走り続けることができました。やりきったことが、生徒さんご本人の自信になったことだと思います。

中学生の保護者の方へ。
語学を始めるのに遅すぎるとあきらめることはありません。成長過程により、さまざまな取り組み方法があります。もし今英語が苦手でも、環境、きっかけをうまく作れば、まだまだグンと伸びる可能性があります。
お子さんの特性を観察して、その時々に適切な取り組みを与えてあげるとよいですよ。

 

中学生スタートで当初は英語に苦手意識があった生徒さんでしたので、何も準備をせずに短期留学に行かれていたら、英語が嫌いになって帰国する…なんてことになっていた可能性もありますよね。
それが、2か月間しっかり準備をしてから留学をなさったことで、現地で「コミュニケーションをとれて嬉しかった」という成功体験ができ、更には帰国してからも英語学習を楽しみながら継続している。これは、本当に素晴らしいことですね。

幼児期スタートと同じ方法ではなくとも、英語力を伸ばす方法はあるのだと再確認することが出来るとても良いお話でした。

古川さん、また生徒さんと保護者様、今回の記事作成にあたりご協力頂きましてありがとうございました!

 

小学校・中学校のお子さんは、大人に比べればまだまだ耳が良いです。

保護者の方は、他の子と比べて出来ていないことばかりを見ずに、今始められてよかった!とぜひ思ってくださいね♡

 

それでは、今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました♡

 


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